多くのハリウッドセレブリティにインタビューを行った、ジャーナリストでAPの記者だったボブ・トマス氏が逝去されました。92歳でした。
A sad Goodbye to Author and Journalist, Bob Thomas. pic.twitter.com/qaRu318btt
— Disney ARL (@DisneyARL) March 14, 2014
Bob Thomas Dies: Longtime Hollywood Journalist Covered Oscars, RFK Shooting http://t.co/btyXmgxRa7 via @Variety
— Jim Hill Media (@JimHillMedia) March 14, 2014
Remembering Legendary Disney Author Bob Thomas: http://t.co/wiCegtVsUR pic.twitter.com/wrzX4DS8D3
— Disney D23 (@DisneyD23) March 15, 2014
ボブ・トマス氏というと、ディズニーに関してはウォルト・ディズニー、そしてロイ・ディズニーの伝記を執筆した方。特に著書「ウォルト・ディズニー」はウォルトを知る上で唯一無二のバイブル扱い。この本には本当にお世話になりました。また、ロイ・ディズニー本は同氏が執筆した「Building a Company」(邦題:ディズニー伝説)くらいしかなく、この2冊はウォルト・ディズニー&ディズニーを知る上で大変貴重な2冊です。
講談社
売り上げランキング: 89,373
ここ最近、ウォルト・ディズニー本人に関する「入り口」が大変増えてきたと思います。もちろん「Saving Mr. Banks」(ウォルト・ディズニーの約束)もそうですが、オリジナルのミッキーを再現し、ウォルト本人の声を現代によみがえらせた「Get a Horse!」(ミッキーのミニー救出大作戦)、今後登場する「TOMORROWLAND」、さらにはオズワルドの再生など、もう一度原点を振り返ろうという動きが(おそらくCEOのボブ・アイガーにより)すすめられています。
その基礎となる情報は、私はこの2冊にあると思っています。現時点でウォルト、そしてロイの軌跡を手に入れるにはこの本が唯一とは言わないものの、出発点です。そのボブ・トマスがこのタイミングで逝去されたのはさみしい限りですね。上記作品群でウォルト本人のことが知りたくなったという方は、ぜひボブ・トマス本を手にとって、ご自身の目で彼の生涯を追ってみてください。私もそこから、探求が始まりいまに至ります。ありがとう。