噂のあったハブの改修が正式に発表されました。
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ウォルト・ディズニー・ワールドのマジック・キングダムにおいて、シンデレラ城前の「ハブ」の改修を行うことが発表されました。ガーデンには道や植木が追加され、花火などを見るための鑑賞エリアを追加しています。公式ブログではイメージ動画が公開されています。中心部分は大きく変化はないように見えますが、メインストリートUSAのあたりにあったガーデン、および水路(もともとはボートライド「Plaza Swan Boats」のためのもの)がなくなり、東京ディズニーランドのバケーションパッケージ鑑賞席のようなエリアが追加されているのが分かります。また、ハブを構成する円がパレードルートの外にもう1周作られており、パレード中もテーマエリア間を移動しやすいように改修されています。
これらの拡張プロジェクトはすでにはじまっており、完了するのは2015年とのこと。すでにメインストリートの一番キャッスル寄りのレストランである、Casey’s Cornerの店内も改装済み。以前は野球観戦というテーマ(この店はメイク・マイン・ミュージック内の短編、「Casey at the Bat」をフィーチャーしてます)で、店内に大きなスクリーンと観戦席を模したプロップがあったのですが、これが最近になってなくなり、座席が増えました。が、テーマが損なわれたことでファンからは不評です(シンデレラ城をなくせばもっと多くの人が座れるよ、って言われてます)。
さてこの拡張、マジック・キングダムというと東京ディズニーランドのコピー元であることはご存じかと思います。そうなると、東京ではどうなるの?という点も注目です。東京のハブはマジック・キングダムのそれよりも大きく、すでに導線としては確保がされているという印象。マジック・キングダムはパレードが始まると本当に動けない状態で、カウントダウン営業など超繁忙期はハブやメインストリートが動かないためバックステージを通して退園するルートもあります。
東京ディズニーランドにおいてはバケーションパッケージ席がすでに作られていますが、昨今の来園者数増加を考えると、ハブ内のガーデンエリアをなくして鑑賞エリアを増やすこともあり得るなあと思っています。キャッスルショーが最近開催されないのはおそらくキャパシティ問題が大きいでしょうからね。ワンス・アポン・ア・タイムスタートとアフター30周年でどう動くか楽しみ。