スタートアップ企業を支援する「Disney Accelerator」プログラムを開始

日本的な印象ではない方の「ディズニー」。ディズニーがTechstarsと共同で、スタートアップ企業を支援するインキュベーションプログラム「Disney Accelerator」をスタートします。

米ディズニーは2014年2月12日、スタートアップ支援プログラム「Disney Accelerator」を発表しました。これは選ばれた最大10社のスタートアップ企業に対し、最大12万ドルの支援を行うというもの。2014年6月末より13カ月間の間、ボブ・アイガーCEOをはじめディズニーが擁するピクサー、マーベル、ルーカスフィルム、ESPN、そしてウォルト・ディズニー・イマジニアリングのリーダーたちの指導が得られるようです。

日本語記事としては、TechCrunchが邦訳記事を載せています。

LINK:ディズニー、Techstarsとの協力で独自のスタートアップアクセラレータープログラムを開始 | TechCrunch Japan 「尚、ディズニーは1928年に音声と画像がきちんと同期したアニメを世界最初に送り出しました。また1932年には最初のフルカラーアニメを世に出しています。そして1937年には長編カラーアニメ映画を公開し、1955年にはテーマパークというものを、他に先駆けて開園しました。エンターテインメント関連テクノロジー開発の面でもトップを走り続け、マルチプレーンカメラ、オーディオアニマトロニクス、サークルビジョン360°、およびファンタサウンド方式などを世に送り出してきました。Disney Acceleratorはこうした伝統に続くものとして、メディアおよびエンターテインメントの世界の中で、さまざまなクリエイティブな発想を現実化し、イノベーションを生み出せるようにしたいと考えているのです」とも語ってくれた。

これはなかなかしびれる展開。日本におけるディズニー感というのはやはり東京ディズニーランド(のファンタジーランド)的な印象が大変強いという先入観を持っているのですが、本国においてはメディア企業であり、かつ「本気で魔法を実現することを目的としたテクノロジー集団」と考えています。その一端であるディズニー・リサーチについて、以前MONOistに寄稿していますのでこちらをまず参考にしてください。彼らがどこまで本気か分かるはずです。

TechCrunchにもコメントが載っていますが、ディズニーは映画やテーマパークにおいて、マルチプレーンカメラやオーディオアニマトロニクスなど、多くの画期的な発明を行っています。FAQをみると、今回はエンターテイメント関連プロダクトやメディア方面の“technology-powered startups”をあつめようとしており、方向性としてはディズニー・リサーチと似た印象を持ちます。

LINK:FAQ – Disney Accelerator Disney Accelerator is looking for technology-powered startups from around the world with innovative ideas for products and services in the consumer entertainment and media space.

すでにブログ、Twitterアカウントも動いております。結果=投資家へのデモは9月を予定しているようなので、この内容がとても楽しみです。

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