あっ、これ一番好きなパターンだ。
こちらは1月26日のニュース。アンジェリーナ・ジョリー主演の「Maleficent」の新たな予告編が公開されています。今回の予告では、ラナ・デル・レイによる「Once Upon a Dream」が全面に使われています。
これを見て確信した、これは間違いなく「オズの魔法使い」と「ウィキッド」といった、表裏一体な作品だ! オリジナルの「眠れる森の美女」におけるOnce Upon a Dreamのシーンと言えばぱっと思い浮かぶでしょうが、逆にあの印象が強すぎて他のインスピレーションが浮かばないほどでしょう。今回の予告はこれを思いっきりぶちこわしに来た!という感想。
最近同じ感想を持ったのは、ブロードウェイ版ターザンに追加されているという、リプライズ版「You’ll be in my heart」。元々は育ての母、カーラが幼きターザンに歌う子守歌でしたが、ブロードウェイ版では同じ歌詞で、ターザンがカーラとの別れのシーンに歌うというものが追加されているそうです。これ、原詩が分かる人はその逆転した立ち位置で読んでみると、すごくハッとすると思います。
I know you, I walked with you Once upon a dream…。この1センテンスをオーロラ姫ではなく、マレフィセントの立ち位置で歌われたらこりゃーキますね(2重の意味で)。アメリカでは2014年5月30日に公開予定です。
追記:2014年2月7日
ラナ・デル・レイのOnce upon a dreamがVEVOにてフル公開されました。映画抜きにこれはいいなー。
.