オリエンタルランド2014年3月期 第3四半期決算発表 純利益は34%増で過去最高

1月30日に2013年4~12月期連結決算が発表されました。ここまでは順当。

30周年のアニバーサリーイヤーは順当に伸びました。「電話説明会 説明概要」が一番わかりやすいと思います。数値的な部分は引用でまとめると

当四半期は、前年同期と比較して、
売上高は、611 億円、20.0%増の 3,662 億円、
営業利益は、277 億円、37.8%増の 1,010 億円、
経常利益は、269 億円、36.7%増の 1,002 億円、
四半期純利益は、161 億円、34.5%増の 630 億円といずれも過去最高となりました。

と、それぞれきっちり伸びています。震災を乗り越えた2012年との比較なので、この伸びは素晴らしいですね。
テーマパーク事業においては営業利益が売上とともに上がっているという要因があることと、

準社員労働時間などの人件費が31億円、東京ディズニーリゾート30周年関連コストなどの固定経費・諸経費が 23 億円増加

ということも触れられています。30周年ということでそれなりに経費はあがっているわけですね。

全体として、そもそも30周年が好調に伸びる事はみんな折り込み済みで、いい方向にも悪い方向にもサプライズはない、といった印象。通期業績予想については修正なしということです。

そして興味深いのはやはり「質疑応答」部分。いくつか聞きたかったことも書かれています。

Q11) 次期中期経営計画の検討内容とその進捗状況を教えて欲しい。
A11) 検討内容については、10 年後のありたい姿に向けた最初の 3 年間という位置づけと考えており、成長の方向性について検討している。進捗状況については、最終的な詰めの段階に入っており、今年度の決算発表時にお伝えする予定である。

Q12) 取得した NK ホールの用途について教えて欲しい。
A12) 東京ディズニーリゾートの充実を目的として具体的な活用方法を検討しているが、その用途および決定時期について、現時点でお話しできるものはない。

Q13) 東京ディズニーシー15 周年に向けて、投資によるパークのキャパシティの拡大を考えているか。
A13) 東京ディズニーシー15 周年に向けてという訳ではなく、長期的な視点で、投資によるキャパシティ拡大について継続的に検討を進めていく。

ちょっと面白いなと思ったのは、今日になって発表された年間パスポートに対するキャンペーン。

2014年4月から1年間、年間パスポート(2パークおよび東京ディズニーランド、東京ディズニーシー年間パスポート)を購入の方にオリジナルのパスポートホルダをプレゼントするというキャンペーンがスタートします。


2014年4月から消費税増税に伴う値上げが予定されていること、それとヘビーなリピーターである年パス保持者層に対してこういうキャンペーンを実施するということは、アフター30周年の対策としてはこれでいける、と考えた結果なのだろうと思うと、なかなか興味深いなあと思っています(ぶっちゃけるとその程度では客離れは起きないから形程度のキャンペーンで十分と踏んでるのかな?と)。運営側として年パスの現状をどう思ってるのかすごく興味があったのですが、このキャンペーンを見る限り冷遇はしないけど優遇もしないのかなー、と思いました。プレミアム年パスは遠そう。