2013年、世界で最もヒットした映画は「アイアンマン3」(update)

ディズニー(2013年以前の記事)マーベル・スタジオ

ほほーーーー。

Box Office Mojoが発表した2013年の興行成績の記事が出ています。実際のランキングは下記のもの。

1位はマーベル・シネマティック・ユニバース第2期最初を飾るアイアンマン3。5位にはモンスターズ・ユニバーシティが、8位にはマイティ・ソー:ダーク・ワールドがランクインしています。11位にはオズ はじまりの戦いが入ってますね。個人的にスゴイと思ったのは2位が日本ではほぼ無視されている「怪盗グルーのミニオン危機一発」であること。このシリーズ私も最近になって見ましたが、ミニオンのインパクトがすごいです。いまから3作目(ミニオンのスピンオフ)が楽しみな作品。見るといいですよー。


さてアイアンマン3。単体の作品として見るとどうしても1>2>3のデキでどうにもこうにも、と思っていましたが、これは多分壮大な前振りであるようです。そもそも2015年公開予定の「Avengers: Age of Ultron」に登場するヴィランズのウルトロンとは、アントマンに登場するハンク・ピムが作り出したロボット。ところがアントマンはアベンジャーズ2の公開後にスケジュールされている作品で、矛盾が生じています。

これについてアベンジャーズ2を監督する予定のジョス・ウェドンは、ウルトロンの出自をコミック版とは変える、というコメントをしています。

LINK:『アベンジャーズ』続編のタイトルが発表!新たな敵はウルトロン! – シネマトゥデイ 最近『エイジ・オブ・ウルトロン』という同じタイトルのコミックが出版されたので、そのストーリーをやると思っている人が多いようだけど、そうじゃない。僕たちは、ウルトロンの登場する独自のストーリーをやるんだ。オリジナルの物語には、ハンク・ピムが出てくるけど、映画には出てこないよ 

そしてこのコミコン予告。

アイアンマンマスクが、徐々にウルトロンに変わっていくという短いティザーですが、どうやらこのあたりから「映画版ウルトロンを作るのはトニー・スタークではないか?」という噂が出てきています(コミック版は出自にすこしジャービスが絡んでます)。そう考えると、アイアンマン3でのスーツの扱いだとか、最後に表示される「Tony Stark will return」がアイアンマンではなくトニー・スタークであることなどを考えると、実はこのアイアンマン3がとても重要な作品なのではないか、と思いはじめています。むちゃくちゃな話だったけど。

追記:2014年1月20日

その後、アメリカ国内興収についてはひっくり返ったっぽいです。