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dpost.jpで振り返る2013年の「ディズニー」

年末ですので、そんなテーマでだらっと書いてみたいと思います。

●情報の流れる速さと消費する速さが止まらない

まずは主観。個人的にはTwitterをRSSを補強する情報収集のツールとして利用していますが、東京ディズニーリゾートの情報に関していうと2013年は情報があふれすぎていて、必要としていないレベルにまでふくれ上がった感があります。

これはTwitterが老若男女にあまねく浸透したこともありますが、発信者の数自体が増加したということかと思います。dpost.jpを始めたきっかけと続けている意味は、(特に日本の)ディズニーの情報があまりなかったということからはじまっているのですが、こと東京ディズニーリゾートにおいてはその取捨選択が必要な時期にさしかかりました。

これは「ディズニー」をキーワードとして引っかかってくるニュースを見ても分かります。すでにネットメディアの一部では東京ディズニーリゾートに(比較的大きく)かじを切った方向性を出している編集部もあります。が、いかんせん情報の質が悪く、著名なキャラクター名なのに間違えて掲載していること、マニア向けでも一般向けでもない情報が出ていることなど、取りあげる価値はあんまりないのが実情です。

情報がないことからスタートしたdpost.jpですが、特に東京ディズニーリゾートに限っていうと情報があることが幸せなのだろうか、と思うことしばしば。まもなく私の年間パスポートが切れるのですが、次からは1日、密度の濃いパークを楽しむよう、スタイルを変える予定です。

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●D23 Expo Japanの成功

さて、2013年の大きなニュースといえば、やはり「D23 Expo Japan」でしょう。

発表があったときにはどうなるかと思いましたが、日本向けにアレンジしたD23 Expoとして大成功だったのではないでしょうか。個人的には特に本家D23 Expoですら行わなかったトム・スタッグス氏が直接、パークの未来を語る場を体験できてとてもうれしかったです。物販のトラブル等はありましたが、改善可能なレベルかと思いますのでぜひ2015年も開催してほしいと思います。

D23 Expo Japanの功績は、やはり日本のファンに対してもボブ・アイガーCEOの名前を知らしめたことにあるでしょう。アイガー氏がいなければ、今のディズニーはありません。先日放送されたカンブリア宮殿でのインタビューも本当によかったです。このイベントは日本のディズニーファンのステージを1段階上げたんじゃないかと思います。

●上海ディズニーランドの不透明感と、ディズニー以外のテーマパークの台頭

世界を見ると、テーマパークにおいてディズニーの立ち位置が徐々に変化した1年だったように思えます。

まず、いまだに全ぼうが分からない上海ディズニーランド。いまの時点で公表されているのは数点のアートワークと、先日建てられた鉄柱の動画くらいで、いまだ進捗状況がよく見えないのが現状。おそらくこれは情報をあえて絞っているとは思うのですが、上海の遅れでイマジニアがあつめられているという噂などもあり、アイガー政権のアキレス腱になり得るリスクだと思っています。個人的には次期CEOは現パーク&リゾート代表のトム・スタッグスだと思っているのですが、そこに素直につなげるためにも、上海は失敗できないプロジェクトでしょう。

そして上海以外にもリスクはあります。ウォルト・ディズニー・ワールドのあるオーランドでは、ユニバーサル・オーランドがハリー・ポッターをテーマとしたエリアを2015年夏までにはオープンさせる予定です。これまでウォルト・ディズニー・ワールドは「新ファンタジーランド」の改装で対抗していましたが、勢いはやはりハリー・ポッターの方が上です。さらなる対抗策であるアバターエリアについても、原作となるべく制作中の続編映画が遅れに遅れており、いまだ全ぼうが見えてきません。

●見えない東京ディズニーリゾートの「アフター30周年」策

これは対岸の火事ではなく、日本においても同じこと。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは2014年、オーランドにできたハリー・ポッターエリアを大阪にもオープンさせます。これには目玉アトラクションである「Harry Potter and the Forbidden Journey」も含まれる予定で、この完成により大きく勢力図は変わります。

ところが……東京ディズニーリゾートはやっとキャッスルプロジェクション「ワンス・アポン・ア・タイム」を取り入れるくらいで、先日発表されたスティッチをテーマにしたアトラクションまで、大規模アトラクション、またはエンターテイメントの追加などについては何も手が打たれない状況です(小規模アトラクション改修レベルのスティッチが2015年夏なのですよ)。

ご存じのように、2013年の秋以降、東京ディズニーリゾートの混雑は想像をはるかに超えていました。週末ごとに発生する入場制限。おそらく、パーク全体のキャパシティに限界が来ていると思います。

この件については、オリエンタルランドが2014年春までに発表するであろう、次の中期計画がポイントとなります。株主総会においては、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのハリー・ポッターを名指しし「注目している」という発言もありました。ここから反撃に転じることができるのか、注目したいと思います。

ただし、それも最速でも2016年にオープンということを考えると、この空白の2年間をどうしのぐのか、オリエンタルランドの手腕が問われることになると思います。

●時代は流れる

2013年も多くの方が旅立たれました。やはり印象に残っているのは、ウォルトの娘、ダイアン・ディズニー・ミラーさんの訃報です。また、永遠のマウスカティアであるアネット・ファニセロさんの逝去も忘れられません。

●2014年は「停滞」か

すごく気になっているのは、多くの予定が2015年(もともとボブ・アイガー氏がCEO退任を予定していたタイミング)に寄せられていることです。

映画公開としては「Captain America: Winter Soldier」「Muppets Most Wanted」「Maleficent」「Guardians of the Galaxy」、「Big Hero 6」などが予定されているのですが、マーベル関連は頑張っているものの、ピクサー作品が不在(もともと2014年公開予定のThe Good Dinosaurがスリップ)なのがどうしても気になるところ。

パーク関連では新ファンタジーランドの「Seven Dwarfs Mine Train」(2014年春)、ディズニーランド・パリの「Ratatouille:The Ride」(2014年夏)が大きなところですが、それ以外はほぼリニューアル程度。唯一の希望は、2014年中にデビューすると噂される、香港ディズニーランドのナイトパレードでしょうか。

2014年については全体的に「停滞」という言葉が合うのではないかと思っています。ただし、これもオリエンタルランド社の次期中期経営計画次第。ディズニーのビジネスモデルにおいて、1年の停滞は2,3年後にボディブローのように効いてきます。2016年ころの未来予測として、アベンジャーズ新作やスター・ウォーズ新作で沸く中、ディズニーに一瞬の停滞が見受けられた場合、2014年にその兆候はすでに出てきていたと考えるべきかもしれません。注目の年です。