【噂】MyMagic+の遅れがさまざまなプロジェクトに波及?

これは興味深いのだが、影響がでかすぎる。

おなじみMiceChatのコラムで、ちょっとインパクトの大きな噂が出ています。まずはMyMagic+導入の遅れについてで、この導入に想像を超える多額の費用がかかっている上に遅れているというのが問題視され、その影響がとうとう出始めてきたというもの。そもそもMyMagic+のスタートは発表当初の予定では2013年夏ころを予定していたにもかかわらず、まだMagicBandsのロールアウトも完全ではありません。

で、その影響なのですが、別予算が計上されている上海ディズニーランド、およびライセンス運営となっている東京ディズニーランド以外のすべてのパークのプロジェクトが最低90日間の一時休止となり、上海ディズニーランドにリソースが振り返られるというものになります。チーム・ディズニー・アナハイムのメンバーは上海ディズニーランドのプロジェクトにリアサインされる、としています。

これにより影響を受けた、具体的なプロジェクトの名前もMiceChatには掲載されています。

・一時休止:  スター・ウォーズエリア(DL)
・キャンセル: モンストロポリス(DCA)
・一時休止:  ファンタジーランドのダークライドアップデート(DL)
・一時休止:  リトル・マーメイドのアップデート(DCA)
・継続:    ソアリン・オーバー・カリフォルニアのHDアップデート(DCA)
・一時休止:  ディズニーランド60周年アニバーサリー関連

2014年のチーム・ディズニー・アナハイム予算案の結果がこのような形で、一時停止だらけになったのはちょっと残念です。これはMyMagic+の遅れが直接原因とmicechatは見ていますが、もしかしたら上海ディズニーランド側の要因が大きかったのかもなあ、と私は見ています。

そして「except for the Oriental Land Company owned Tokyo property and Shanghai Disneyland, is a rare wide-reaching blow to WDI.」とあるように、オリエンタルランドに関するプロジェクトは除外となっているものの、そもそも進行しているプロジェクトが存在するのか自体を見誤ると大きくとらえ方が変わりますね。ひとまず90日間の暫定処置ではあるかと思いますので、大きな影響がないことを祈ります。


以下、個人的な見解。

私は米ディズニーがOLCへ新エンターテイメントのライセンスを超高額でふっかけていると読んでいて、OLCは「お金はあるが売ってくれない」という超売り手市場に苦しんでいると認識しています(勝手に)。要するに「OLCは投資が足りない!利益ばっかり追求してファンをないがしろにしてる!」的な指摘は表面的な結果で、ライセンス運営というOLCの弱点を、米ディズニーが突いているという構図なのでは、と見ています(その裏にある狙いも妄想しているのですが…それはまた別の話)。

それが今回、ちょっと状況が変わってきたのかも、ということを予感させる内容になっています。ここから分かるのは、米ディズニーのイマジニア力の総量は限られていて、それがある程度上海に振り分けられていたにもかかわらず、それが「足りない」状況に陥ったとみています。

今回、米ディズニーが注力すべき上海ディズニーランドに、(DLR60周年を差し置いてまでも)イマジニアの総力がつぎ込まれる、ということは分かりますが、わざわざそこで「東京は一時休止の除外」と明記されている点はすごく気になります。そもそも小さなプロジェクトしか動いていないという可能性が大ですが、もしかしたらOLCへの売り手市場を崩した、もしくはそれでも「売れた」ということなのかもしれないと考えると——世界で最初のスター・ウォーズテーマのエリアはもしかすると?なんて想像も膨らみますよね。ええ。

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確かにこれだけやってりゃ予算は膨らむよなあ…。