USパークでの導入が広がっています。
ショーの内容に合わせ、光の色、明滅が変化する「Glow With the Show」がウォルト・ディズニー・ワールドでも導入されます。まずは10月15日にディズニー・ハリウッドスタジオの「Fantasmic!」で、その後10月19日からはマジック・キングダムの花火「Wishes」、およびキャッスルプロジェクション「Celebrate the Magic」でも導入が行われます。クリスマスシーズンにディズニー・ハリウッドスタジオで開催される「The Osborne Family Spectacle of Dancing Lights」でも連動するようです。
Glow With the Showといえば、D23 Expo Japanのパーク&リゾートのプレゼンテーションでもサプライズプレゼントとして日本で初公開されたもの。アンフィシアター内を埋め尽くす光るハットの効果は、そのプレゼンに参加できた方なら一目瞭然でしょう。ディズニーランド・パリでは「Disney Light’Ears」として導入済み。日本への導入にも期待がかかります。
D23 Expo Japanでの登場は本当にびっくりしましたが、同じくらいびっくりしたのは、こういったワンオフのイベントでも赤外線コントロール装置を設置して、実施ができてしまうということ。つまりは実施するための障壁はかなり低いんだということが分かったことは大変驚きでした。
技術的には大変素晴らしいGlow With the Show、残念ながらアメリカではほとんど売れておらず、一面の光を体験できた人はまれ。そういう意味でもD23 Expo Japanの体験はありがたいものでした。東京の場合同種の試みである「マジカルドリームライト」がまだ認知されていない様子なのですが、グッズやお土産の指向がたかい日本向けだと思うんですよねえ。
追記:
Inside the Magicによる初日の動画をリンクしておきます。ウォルト・ディズニー・ワールドのFantasmic!は15周年だったんですよね。当日は通常25ドルのハットが、ファンタズミックディナー予約ゲストには無料で配布されたそうです(ということはそれ以外は有料なにここまでみんな買って参加してるの!というのに驚きました)
また、この日本導入においては「ショー/パレード中にイヤーハットを付けているとマナー違反になるので導入しづらいのでは」という意見がありました。自分もほぼ同意ではあるのですが、先日のアンフィシアターでの実施では、実はほとんどスクリーンを見ておらず、光るハットを見てたんですね。これはまさに自分が「ショーの一部」になったような感覚で、これを体験できればスッと受け入れられるのではないかとは思います。大前提として、多くの人がこの帽子を買わないといけないわけですが(USでの現状はこれを超えられない…)。
追記:2013年11月13日
「Celebrate the Magic」での様子が動画で公開されました。
.