ざっと読んでうなってしまった。
MiceChatの記事に「A New Hope?」というエントリが上がっています。これは最近いろいろと登場するあの「スター・ウォーズ」をテーマにしたエリアに関しての記事で、以前取りあげたものの続きです。
今回の記事は、ディズニーランドの60周年(2015年)にあわせ、トゥモローランドのテーマをスター・ウォーズに変えてしまうと言うかなり大規模な改修計画を紹介しています。ほぼ同時期にはディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーにモンスターズ・インクのMonstropolisを再現するプロジェクトも動いていると噂ですが、その予定地はバックステージに面したところにあるためさほど影響はありません。しかし、このスター・ウォーズ・ランドのプロジェクトはかなり大きなもので、Eチケット級アトラクションにも大きく影響します。
この記事によると、現在のスペース・マウンテンへのエントランス列を大きく変更し、旧アストロオービターの位置にあるロケット・ジェットをスペース・マウンテンのエントランス近く(2階部分)に移設。空いたその場所がスペースポートになり、ミレニアム・ファルコン号が置かれるとのこと。このミレニアム・ファルコン号は内部をウォークスルーでき、キャラクターたちとのグリーティングが行えるとしています。また、現トゥモローランド・テラスはカンティーナ酒場が再現され、スター・ウォーズテーマのダイニングが楽しめるようになるようです。
大きく変化があるのはその奥にあるもの。具体的には「イノベンションズ」と「オートピア」です。この2つのアトラクションはなくなり、その跡地にはスピーダーバイクのライドアトラクションが登場するとしています。現オートピア、旧ロケット・ロッドのコースをなくしてもモノレールが残っているわけですが、これはこのままとし全体をエンドアの森に改装し、そのなかを高速なコースターライドがすり抜ける、というようなものになるようです。
この記事の面白いところは、ディズニーランドのトゥモローランドと、東京ディズニーランドのトゥモローランドを同列に考えているところ。唐突に東京の話が入ってきます。記事の最初のほうでトゥモローランドを「The aesthetic」(審美眼のある)という表現をしていて、記事の締めでは、
It should be noted here that Tokyo Disneyland’s Tomorrowland has an aging aesthetic with a sprawling and underutilized Autopia attraction taking up space.
と、トゥモローランドの古くなった美的センスと、オートピア(日本でいうグランドサーキット・レースウェイ)の「不規則でむやみに広い」状態を対比しています。さらにこの記事では、米ディズニーランドのスター・ウォーズ・ランドと東京の新要素発表が10月には行われるのではないか、とこちらも同列に報じています。
また、メインのアトラクションになるであろうスピーダーバイクのライドアトラクション。名前から想像するにおそらくドイツのVekoma社製のものだと思います。そうなると以前同じくMiceAgeが噂として取りあげていたトロンとモンスターズ・インクのスリルライドがディズニーランド60周年にあわせて登場?とも内容が一致します。トロンではなくスピーダーバイクになっていますが。
あくまで噂ではありますが、2回も東京についてここまで深く言及があるとなるとちょっと驚きですね。先の記事では新ファンタジーランドvsスター・ウォーズ・ランド、という構図を予想しましたが、D23 Expo Japan直前であることを考えるとこれはなんらかの結論がでたのかしら。ここ数日で東京ディズニーリゾートのわかりきった発表が出尽くしたので、本当のサプライズ発表を今度こそ期待したいと思います。