ディズニー、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーと契約更新を実施せず

ディズニー(2013年以前の記事)

ローン・レンジャーの失敗が原因ではない、とされていますが…。

パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズやアルマゲドン、パール・ハーバーなどディズニーの実写作品を多く手掛けた、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーとディズニーが袂を分かちます。ディズニーが発表した内容によると、ジェリー・ブラッカイマーとの契約を現期間満了を持って終了とするようです。現在制作中のパイレーツ・オブ・カリビアン5や、企画中のナショナル・トレジャー3などは引き続き進められる模様です。

個人的な感想では、ジェリー・ブラッカイマー作品というと「ザ・大味」な作品という印象でとらえていまして、考えさせられる映画というよりは見てスカッとしてあとに何も残らないというものを期待して見に行くという感じ。アルマゲドンのざっくりスペースシャトルの描写とかすごかったもんなあ。

この人の作品はそのような作風もあり、当たり外れの振れが激しいという印象です。ここ最近ですと魔法使いの弟子や記事でもツッコミがあるローン・レンジャーなどですかね。特にマイケル・ベイ監督とのコンビものはすさまじい大味感が楽しめることで著名です。

これ、単発なネタとしてはまあ仕方ないかなとは思うものの、ディズニーはその後の柱になるようなプロデューサーっているのかなあ、とちょっと心配になります。ディズニー社のビジネスモデルは映画が起点になっているので、それがヒットしないことには物販/テレビ/パークへの展開が見込めず大変なことになってしまいます。おそらくその対策としてマーベルやルーカスフィルムの買収を進めたのだとは思うものの、新しいシリーズをヒットさせないことには…。