Walt Disney’s Enchanted Tiki Roomが50周年を迎える

カリフォルニア ディズニーランド・リゾートディズニー(2013年以前の記事)

1963年6月23日にオープンした、初めてオーディオアニマトロニクスを導入した記念すべきアトラクション「Walt Disney’s Enchanted Tiki Room」(魅惑のチキルーム)が50周年を迎えました。

魅惑のチキルームというと、東京においては苦笑を伴う扱いを受けているような気がなんとなくしていますが、歴史的には非常に意義深いアトラクションです。上記のように初めてオーディオアニマトロニクスを導入したという部分、ウォルトの「プロジェクト・リトルマン」から始まるイマジニアリングの歴史のスタートともいうべきもの。

このアトラクションは、生きているかのように歌い、しゃべる鳥たちや、シャーマン兄弟による「The Tiki Tiki Tiki Room」で親しまれています。フロリダ、マジック・キングダムでも「Tropical Serenade」としてコピーが作られ、その後1998年には「The Enchanted Tiki Room Under New Management」としてリニューアル、その後事故により2011年に再度オリジナルに戻されています。

東京ディズニーランドにおいても開園時にオリジナル版がコピーされましたが、その後「ゲット・ザ・フィーバー」「アロハ・エ・コモ・マイ」と2回バージョンアップしています。アメリカの2パークにおいてはオリジナルが、海外ではアレンジ版が、というのは、やはりすでに本国においてはディズニーランドの定番アトラクションとして認知されているのでしょう。

公式ブログでは、過去の記事とあわせてさまざまな動画を紹介しています。

動画の3つ目にもありますが、本家チキルームにおいてはTiki Juice Barの「ドールホイップ」の存在も同じくらい重要なものです。アトラクションを提供するドールは、入り口横でフローズンデザートであるドールホイップを販売しています。これが本当においしいんです(My First Dole Whipのバッジもらえるの知らなかった!)。

本家ディズニーランドを代表するデザートとして、いまではフロリダ、マジック・キングダム、およびポリネシアンリゾートにおいてもドールホイップが販売されています。(余談ですが、ニューオーリンズスクエアの「ミントジュレップ」もディズニーランドを代表する歴史的な飲み物ですので体験を)

50周年記念イベントも行われていたので、関連グッズも限定ものが多数出ているようですね。

東京の魅惑のチキルームはアレンジされすぎていてあんまりなのですが、本家ディズニーランドに行ったときにはぜひ体験したいもの。ただしこれに対しあまりに思い入れが強すぎるとウォルト厨や海外厨のレッテルを貼られるので素人にはお勧めできません。