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2014年11月公開予定の「Big Hero 6」マーベルコミックの原作を読んでみた

電子コミック版を読んでみました。

2014年11月にディズニー長編アニメとして製作が発表された、マーベルコミック原作の「Big Hero 6」。ディズニー版では舞台が「San Fransokyo」となっているのですが、原作コミックとはかなり異なるようですので、まずはチェックしたいと思い手に入れたのが前の記事です。

さてこの「Big Hero 6」。そもそもの出自とコミック第1期、そしてコミック第2期では登場人物が大きく異なります。

さまざなな関連記事(主にアメコミ@wikiを参考にしました)を確認したところ、まず出自は「X-Men」 #64(1970年1月)で、当初はヴィランズとして登場した日本人ミュータント「サンファイア」から始まっています。このキャラクターを中心に、6人の日本人ヒーローが集結したのが第1期ビッグヒーロー6です。

電子コミックとして販売されているのは2008年に刊行された第2期で、登場人物が入れ替わっています。サンファイア、およびシルバーサムライのミュータントたちが登場せず、下記の6人がメンバーとなっています。

・ヒロ・タカチホ
 13歳の天才少年。メガネ型デバイスとスーツを使って活躍。ベイマックスを作ったひと。

・ベイマックス
 人型のロボットで、変形してメカっぽい姿に。

・ゴーゴー・タマゴ
 金色のアーマーを付けた少女。元暴走族という設定らしい。

・ハニー・レモン
 ポシェットからさまざまなアイテムを出して戦う少女。ゴーゴー・タマゴとは親友

・ワサビ・ノー・ジンジャー
 見た目がおっさんな寿司職人。気のパワーでクナイを実体化し戦う

・フレッド
 怪獣のような物体を作りだし戦うアイヌ民族の末裔。要するにスタンド使い。

一通り第二期のストーリーを読んでみたのですが…。正直言ってこれがそのまま映画化されるとは思えない内容。アメコミは昔ながらの悪役が出てきてヒーローが出てきてワンパンでヒャッハー的な素直展開と、ウォッチメンやダークナイトのように苦悩するヒーロー像を見せる最近の展開があるのですが、今回のビッグヒーロー6は前者的なものでした。第2期は一応日本が舞台で、最初に襲撃される場所はヒロ・タカチホの通う高校なのですが、その後すぐにニューヨークを舞台を移してしまうため、ほとんど日本テイストはないです。アメリカに行くことになる直前に「なぜ日本のヒーローチームに依頼する?アメリカの問題ならアベンジャーズに頼めばいいじゃないか?」的なせりふもあるので、世界観としてはマーベルシネマティックユニバース内にあるようですね。

ストーリー展開は正直よくわからない、というのが本音です。特に6人いることでチームプレイで活躍するでもなく(特にハニー・レモンはわりと初期にヴィランズに乗っ取られて敵役に)、わりと行き当たりばったりにストーリーが展開。2期目だから結成の話もメンバー間の関係についてもほとんど触れられず。唯一新メンバーであるワサビ・ノー・ジンジャーとフレッドについてはちょこちょこと情報が入っているという程度です。なんというかタツノコ的日曜6時アニメ風な展開なのかしらと勝手に思っていたのですが、完全にアメコミでした(当たり前)。

で、2014年の映画版「ビッグヒーロー6」。これは多分、大幅な設定変更でオリジナルストーリーになる予感がひしひしとします。過去そういうことがなかったわけでもなく、例えば「ルイスと未来泥棒」(原題:Meet the Robinsons)も原作はウィリアム・ジョイス原作の絵本「A Day with Wilbur Robinson」で、かなり大幅な変更がはいっていますし、ディズニー以外においても映画版シュレック、映画版くもりときどきミートボールなどは原作と異なる展開になっています。

そうなると、これ、第1期で触れられているらしい「ベイマックスにヒロ・タカチホの父親の記憶が移されている」の部分をクローズアップするくらいしか話を盛り上げる要素がなさそうな気がしてなりません…。天才少年とロボットが親子的な、それ何ル・スティールだよ的な。

まだ公開まではしばらくありますが、この映画をストーリー的に盛り上げるにはかなりのジャンプアップが予想されます。タイトルに「6」と入れている以上、6人出てくることは間違いないでしょうが、メンバー名の変更、はたまたタイトル自体の変更も可能性としてあるんじゃないかなあ、というのが感想です。

ちょっと厳しめの感想になりましたが、あくまでこれは原作に対してのもの。そもそもアメコミが日本人とあわないというのも加味した上で、これをどうやってディズニーアレンジしていくかはすごく期待しています。