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ズームイン・サタデーにおいて再度ディズニーパークマニアが取りあげられた件について雑感

結論から先に言いますと、

  • 未成年(でパークに遊びに行かせている)の子を持つ親は、テレビ局をはじめとする顔出しの取材は受けないよう指導する
  • TwitterをはじめとするSNSへの投稿は誰もが見られる上に、曲解される可能性があることを理解する/理解させること
  • SNSを利用する子に対して、親は「質の高い情報に触れるべし」ということを指導する

です。

2013年3月30日、日本テレビ系「ズームイン・サタデー!」内のコーナーにて、「春ディズニーに大挙出現“望遠カメラ女子”のナゾ」が取りあげられました。内容としては東京ディズニーシーの「ミッキーとミニーのスプリング・ヴォヤッジ」、グッズとしてカメラ関連のモノが発売されている背景についてだったのですが、その紹介の仕方が「ショーを見るために最前列で望遠レンズを構えた女性が多い」ことから入りました。2名ほど顔出しでのインタビューが放映されまして、「コンパクトデジカメでは連写が追いつかない」「1回のショーで200枚くらい撮影する」「目線が重要」というコメントを取りあげ、グッズ紹介を行うというもの。

写真を撮ることや目線が重要であることは一切否定しませんし、この記事の主題はマニアが表に出るな、ということでもないです(本件はなにもトラブル起こしてないですし)。が、マニアの行動をテレビの編集が入った上で、わずか数分でその魅力を語れるという自信が無い限り、ファンの意図とは違った見せ方になっても仕方がないことでしょう。私だったら、取材を受けることはありません。マニア的行為が痛いとか痛くないではなく、「編集側が望むような内容に仕上げることができ、かつ被取材側はその内容に関与できない」から。

ズームイン・サタデーにおいては、過去ディズニー・ハロウィーンでも取材が行われ、全身仮装の実施日に取材が行われたことが騒動になりました。

ただし・・・上記のまとめ(見なくてもだいたい想像通りの流れ)は、相当な曲解が含まれます。下記のもあわせてどうぞ。


さて、今回のズームインサタデーの趣旨、おそらくですが下記の件がテーマのおおもとになっているのではないかと推察します。

これは成人式において行われたセレモニーを撮影する新成人が、セミプロ級のカメラ/レンズで撮影していた、ということがクローズアップされ、一般記事から火が付きTwitterに投稿された写真が2ちゃんねるまとめサイトで拡散された例です。パークによく行く人たちにおいては見慣れた光景ではありますが、一般の方からすると奇異な見られ方をしている、ということが分かるでしょう(これは一般人というより2chですけれど)。ここ最近、テレビに限らずネットメディアは、「ディズニー関連」の情報が視聴率やページビューに大きく寄与することを理解していると考えています。先に私がねとらぼに寄稿した「ヘリウムガス不足」記事を見ても分かるように、ネット発の情報をテレビが後追いするという事例も出ています。なので、ちょっと面白そうな/奇異に映るディズニーマニアネタはテレビをはじめとするメディアが“消費”にかかるという状況だと思ったほうがいいでしょう。

今回の取りあげ方は悪意はないにせよ、「ボクたちは何も結論を言わないけれど、みんなも同じようなこと思うよね」的な匂いを感じました。これまではどの分野においても、あまり「女性のマニア」を取りあげることはほとんどなかったのですが、ここ最近は「腐女子」について取りあげるテレビ番組も増え、どうもきな臭いイメージを持っています。だいたい、写真が大好きであれば昔から「カメラ女子」という言葉があり、それなりに市民権を得ているはずなのに、あえて「望遠カメラ女子」ですからねえ。しかも望遠レンズには全く触れなかったし。


ズムサタで取材を受けたであろう方(実際にテレビでインタビューをされていた方とは限りませんが)を探したところ、容易に2つほどTwitterアカウントを特定することができました。どちらも未成年で、Twitterの使い方が似たような傾向——RTが多数、つぶやきの回数が極めて多いなど——でした。そしてちょっと気になったのは、サンプル数2なので有意ではありませんが、どちらの方も「公式アカウントをフォローしていない」ということです。

少し本論とは外れますが、Twitterにおける情報収集が正しく行われていれば、上記ハロウィーンのときに問題になったことを思い出し、顔出し取材が「危険」であることにピンとくるんじゃないかと思います。

Twitterなどの使い方について口出しするほど無粋ではありませんが、やっぱり情報の「質」って重要だと思いますよ。それがdpost.jpなのかONETOPIディズニーなのかっていう話じゃなくて、SNSからだけではなく、正しくて具体的なことを学ぶって重要。テレビに出ることは10年前なら喜ぶことかもしれませんが、いまでは顔出しと取材日をみるだけでSNSの情報をひも付け、アカウントを特定するひとはいくらでもいます。そして2ちゃんねるまとめサイト的なところが面白おかしく取りあげ、それがずーっと残る。このような危険性があることを「情報」として得て、自分のモノにするということができるかどうか。痛い目見ないと分からない、なんてのは不幸すぎます(Twitterで犯罪自慢はこれ)。

この「脅威」について、未成年に対しては親が指導するしかないでしょう。「オリエンタルランドがメディア取材に対し未成年者を対象外にすべきだ!」という声もあるとは思いますが、それよりも先に親が一声かけないといけないでしょう。社会人は自己責任です。なにが起きても知らん。というか、先のNAVERまとめの【拡散希望】ってなんだったんだ。まったく効いてねえぞ。

なんで今回私がこんなことを書いているのかというと、現状の鉄道マニア(とりわけ撮り鉄)が置かれているような状況にならないといいなー、というだけです。「あの人たちは悪いマニア、私たちはいいマニア」なんてのは通用しませんからね。上記の取材ネタとは無関係ですが、念のためディズニーパークマニアが暴走した結果起こした過去の事例をリンクして終わりにしたいと思います。