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D23 Expoとはいったいなにか?D23 Expo 2011はこんなイベントでした。

最近ちゃんとしたのを書いてなかった気がするので、D23 Expoと、先にプログラムが発表されたD23 Expo Japanについて感想を書いてみたいと思います。

ディズニーマニアのためのイベント…ところで、なんのマニア?

ひと言で「ディズニー大好きです!」と言われても、いったいどんなものが好きで、どの程度の深さなのかというのはまったく分からないというのは、ご自身が「ディズニー大好き」なら理解いただけると思います。私はよく鉄道マニアを例にして言うのですが、ディズニーファンといってもその内容は非常に細かく分かれており、地域、年齢によっても「ディズニー」という言葉が指すものが違っているからです。このあたりは以前、お台場のカルカルで開催したイベント「舞浜野郎Dチーム」で、舞浜狂のさくまさんがグラフで説明していたりしました。

私のおおざっぱな認識ですと、東京の「ディズニー大好き」は年齢層が下に行けば行くほど東京ディズニーリゾートのファン、それも多くが「パークで出会えるキャラクター」のファン、もしくは「東京ディズニーリゾートのショー、パレード」のファンなのではないかと思っています。東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドもそれを重々把握していると見えて、以前開催された「ディズニーのファン」に向けたイベント、ディズニアナ・ファン・フェスティバル2013ではその部分をかなり強調したクロージングセレモニーを打ってきた、と認識しています。

かたや。海外の「ディズニーファン」はどうかというと、これはやはり歴史があるだけあって無数の分類ができると思っています。テーマパークファンですら昔のディズニーランドのファンだったり、なくなってしまったアトラクションのファン、音楽系のファン、ウォルトのファン…これらがそれぞれ、ものすごい数のファンが居るという認識です。

本家D23 Expoは?

では、本家D23 Expoはどんなイベントだったのか、簡単に説明しましょう。2011年に開催された第2回のを元に書きます(そのころ、dpost.jpが休眠していて書いていなかったからね)。

本家のD23 Expo 2011は、アナハイムのディズニーランド・リゾートの裏、アナハイムコンベンションセンターで3日間にわたり開催された、ディズニーファンコミュニティD23が主宰するイベントでした。3日間、それぞれに基調講演が用意され、分科会とも言えるセッションが複数行われるだけでなく、ファンによる物販イベント、および企業が出展するブースなどで構成されます。それぞれを簡単に。

●基調講演:「ディズニー」の最新情報がここで発表

2011年の基調講演は、初日が「ディズニー・レジェンド授賞式」「ディズニーパーク&リゾーツ」、2日目が「ディズニースタジオ」、3日目が「マーベルスタジオ」「ディズニーチャンネル」によるものでした。初日は2011年に受賞した数々のレジェンドたちが登場。特にディズニー・プリンセスたちの声を担当した方々によるショーや、ジム・ヘンソンにささげるステージではカーミットとローウルフが生でRainbow Connectionを披露するなど、大変すばらしいものでした(私がマペッツに首ったけになったのはこのステージを見たから)。
また、ディズニーパーク&リゾーツの発表では、この舞台において新ファンタジーランドの詳細や、上海ディズニーランドのキャッスルが初披露。ディズニースタジオの発表においてはアベンジャーズの特報などが発表されました。

The D23 Expo 2011 Has Arrived!
Highlights from the D23 Expo 2011!

●セッション:貴重な生の声が聞けるという場

セッションは2つのステージで、1日5〜6回開催されていました。実際に私が参加したのは、ディズニー・レジェンドを受賞したイマジニアたちが集まる「Legends of Walt Disney Imagineering」、音楽家マイケル・ジアッキーノによる「Michael Giacchino’s Music of Pixar」、そして新スター・ツアーズを作ったイマジニアによる「The Making of Star Tours — The Adventures Continue」でした。これらはすべて大人気のセッションで、3,4時間前にはラインカットされるというほどのもの(おかげで見たかったカーズランドのセッションは参加できず)。

すべてのセッションにおいて、実に貴重なお話を聞けるというのがD23 Expoの特徴。新スター・ツアーズについても細かなところまで気を配っているということがよく分かる、すばらしい内容でした。

●Treasures of the Walt Disney ArchivesにCarousel of Projects:ディズニーによる貴重な展示

もう1つの目玉は、「Treasures of the Walt Disney Archives」という展示でした。これは、ディズニー社が持つディズニー・アーカイブから貴重な品々を特別に展示するというもの。たとえばウォルトが汽車の運転室にのり、ミッキーの人形の手をもち振るという映像、写真を見た方も多いでしょう。あのミッキーの本物が展示されていたり、WDW版のミッキーマウス・レビューで使われていた指揮者のミッキーが展示されていました。

WDWのMickey Mouse Revueのミッキー。

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また、Carousel of Projectsと題したディズニーパーク&リゾーツからの展示も見逃せませんでした。これはパーク部門がこれからオープンするさまざまなパークやアトラクションの情報を一足早く出す展示会。新ファンタジーランドの全景だけでなく、トーキングミッキー(口パクだけではなく、リアルタイムにゲストと会話ができるもの)のデモ、そして最新のものとしては会場内にいるゲストの顔および表情を認識して完全に裏方レスで会話するデモ「Destini」が発表されていました。

そして、この展示会にて初めて新カリフォルニア・アドベンチャーのアイコンとなる「Storytellers」が発表されています。

●物販/ブース:グッズマニアならうなるような内容

もう1つ、展示会会場では企業ブース、ならびに個人のブースが並んでいます。

まず重要なブースとして、ディズニー・イマジニアリング内に存在する社内ストア「Mickey’s of Glendale」のD23 Expo特別出店が行われ、普段は買うことのできない貴重なグッズが販売されていました。D23関連グッズも「D23 Expo Dream Store」が出店しており、これも限定グッズを大量に販売。いくつかのグッズは早々に売り切れになるほどでした。いくつかのグッズはinstagramにあげております。

また、会場の半分ほどは個人出店のお店が占めております。イメージとしてはディズニー特集をやっているまんだらけが100店舗くらいあるイメージでしょうか。ピンだけでなく、グッズが非常にリーズナブルなお値段で取引されていました。

●マニアによる、マニアのためのイベント D23 Expo

と、このように本家D23 Expoは多くの、幅広いマニアをこれでもかというくらいに満足させる、実にすごいイベントです。そのためか2年に一度の開催。そして今年2013年は3回目のD23 Expoがアナハイムで開催されます。まだ詳細プログラムは発表されていませんが、パーク&リゾーツでは上海ディズニーランドの詳細や香港ディズニーランドにできると言われているマーベル関連パーク、そしてもしかしたら東京の31周年以降に関するなにかが発表されるかもしれません(日本版があるから望み薄かも)。映画に関しても2013年「Frozen」は間違いないでしょうし、いまだタイトル以外はほとんど発表されないピクサー関連も発表があるでしょう。それにマーベル系ではアベンジャーズ第2期に向けた作品の詳細が出てくるかもしれません。

●ところでD23 Expo Japanは?

さて、最初に戻りまして、D23 Expo Japanについて。ここまで見ていただけると、今回発表された日本側のプログラムが、本家D23 Expoとは大きく異なることがおわかりかと思います。未確認情報ですが本当に本家D23とはまったく異なるイベントとして、名前だけしか使ってないレベルのものだとか。ボブ・アイガーCEOやパーク&リゾーツのトム・スタッグスが来日するのは非常にうれしいしお話を聞きたいところなのですが、2013年8月に本家D23 Expoで話す以上のことを、10月に日本で話すとはあんまり思えません(逆に、東京ディズニーリゾートの大きな発表は本家D23 Expoでは控える可能性が大になりました)。

そして、D23 Expoではあんまりクローズアップされていなかった、キャラクターグリーティングがわりと大きめに取りあげられている感があります。本家にも無いわけじゃなかったんですが、気付かない程度だったんですよね(2011年はロックスターミッキーという激レアコスチュームが登場しました)。ちなみにD23 Expoのキャラクターの扱いですごいなー、とおもったのが、パーク&リゾーツの基調講演におけるミッキーの扱いで、なんと「客入れ/客だし時のBGMとしてドラムをたたく」というものでした。下記写真はステージ横の映像を撮ってますが、実際にスーパースターがステージでドラムをたたきます。ただし単なるBGM扱いで…。

これが客出しBGMです。

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ということで、今回の日本版D23 Expoは日本の「ファン」向けにかなりアレンジしたという印象を持っています。なので、「ファン」ならば、どんなグレードのチケットでもまずは購入し、空気を確かめるべきでしょう。

問題は・・・USの本家D23 Expoにも行くという層。同じセッションになりそうな予感なので、無理しなくてもいいのかも、と思い始めました。とかいいながら行くけれど。