マジック・キングダムに新たにTangledテーマのエリアがオープン 早速体験してきた(update)

ディズニー(2013年以前の記事)フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート

2013年3月8日ころ?マジック・キングダムの旧スカイウェイステーション跡に、新たにラプンツェルをテーマにしたレストエリアがオープンしました。単にトイレとベビーカー置き場ではあるのですが、なかなかこれがすばらしいテーマを持ったエリアで本当に驚きました。

これは3月7日に撮影したもの。このときはまさか直後にオープンするとは思っていませんでした。

ラプンツェルの塔のしたにランタンが見える。
ラプンツェルの塔のしたにランタンが見える。 Photo by mtakeshidpostjp

では、そのエリアを簡単に紹介しましょう。このエリアは、「塔の上のラプンツェル」(Tangled)をテーマにした建物、そしてラプンツェルが幽閉されていた塔、流れる川があります。建物はトイレで、あとは充電ステーションにもなっているベンチ、さらにベビーカー置き場で構成されています。

ラプンツェルエリアの昼の様子。
ラプンツェルエリアの昼の様子。 Photo by mtakeshidpostjp

とても面白いのはそのトイレ。男子トイレはフリンを始めお尋ね者のプロップが、女子トイレにはラプンツェルの部屋に置かれていたプロップが配置されています。写真を撮ってきてもらいました。

マジックキングダム、ファンタジーランドにラプンツェルのエリアがオープン。トイレと充電ステーション。いろいろ興味深いエリア。
マジックキングダム、ファンタジーランドにラプンツェルのエリアがオープン。トイレと充電ステーション。いろいろ興味深いエリア。 Photo by mtakeshidpostjp

トイレの中にはお尋ね者の張り紙。
トイレの中にはお尋ね者の張り紙。 Photo by mtakeshidpostjp

フリンの鼻。
フリンの鼻。 Photo by mtakeshidpostjp

トイレの内装。女子トイレはラプンツェルに関する小物がおいてあるそうです。
トイレの内装。女子トイレはラプンツェルに関する小物がおいてあるそうです。 Photo by mtakeshidpostjp

ギター。ラプンツェル冒頭のプロップ多数。
ギター。ラプンツェル冒頭のプロップ多数。 Photo by mtakeshidpostjp

素晴らしい出来。
素晴らしい出来。 Photo by mtakeshidpostjp

天井は太陽。
天井は太陽。 Photo by mtakeshidpostjp

さらに、充電ステーションがあるベンチのエリアには、こんな立て看板が。そこからよーく眺めてみると、各所にパスカルが隠れています。6匹までは見つかったんですが、まだまだいそうな予感…。全部写真を上げるとネタバレになりますので2つだけ。2つ目はちょっと離れたエリアにあったので見つけにくいと思います。

隠れパスカルがいっぱいいるよ、という看板。
隠れパスカルがいっぱいいるよ、という看板。 Photo by mtakeshidpostjp

1匹目はここにいます。そのほか5匹までは見つけた。ほかにもいっぱい隠れてそう。
1匹目はここにいます。そのほか5匹までは見つけた。ほかにもいっぱい隠れてそう。 Photo by mtakeshidpostjp

これはさすがに気づかん。
これはさすがに気づかん。 Photo by mtakeshidpostjp

精巧に作られたテーマエリアを感じさせたのは、この足跡。ちゃんと追っていくと下のような看板が。

蹄鉄がマキシマス。
蹄鉄がマキシマス。 Photo by mtakeshidpostjp

いた。
いた。 Photo by mtakeshidpostjp

今回、新ファンタジーランドのオープンとはまた別のタイミングで公開となったラプンツェルのこのエリアですが、ディズニーの力を別の角度で見せた力作だと思っています。対比するのはUSF、The Wizarding world of Harry Potterなのですが、ハリー・ポッターが「映画を忠実に再現した」という意味ですごく力作であるのに対し、このラプンツェルエリアは「映画では語られなかったシーン」を忠実に再現している、という意味でユニバーサルとは明らかに方向性が違うのです。映画では語られなかった、という点ですが、上記のフリンのお尋ね者張り紙に“Pardoned”(恩赦)と書かれていることでおわかりのように、これは映画のあとの風景なのですね。それを考えると、ディズニーはこういったテーマの応用が上手いんだなあ、と思います。

単なるトイレの増築を、ここまでやったというのはすばらしいです。相当な費用はかかっているものの、このレベルのリノベーションを各パークで進める可能性が見えたのも大きな収穫。ラプンツェルの人気が高い日本でも同じようなものができるとうれしいですね。

追記:2014年6月19日

2014年5月末に再度ウォルト・ディズニー・ワールドを訪れたときの写真も。オープン当時より木が生い茂っていますが、パスカルがいるところだけ木が切られているのでむしろ分かりやすくなりました(苦笑)。

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ラプンツェルの休憩エリア。
ラプンツェルの休憩エリア。 Photo by mtakeshidpostjp

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ラプンツェルの休憩エリアにある隠れパスカル。
ラプンツェルの休憩エリアにある隠れパスカル。 Photo by mtakeshidpostjp

充電ステーションがある。
充電ステーションがある。 Photo by mtakeshidpostjp