東京ビッグサイトで開催中の「DISNEY EXPO JAPAN 2013」、最終日に再度回ってきました。初日レポートとあわせてどうぞ。
LINK:「DISNEY EXPO JAPAN 2013」初日レポート | dpost.jp
ビーンズコレクション新作登場、ハグミッキーも!/タカラトミー
LINK:Beans Collection | スペシャルサイト | タカラトミーアーツ
ウォルト生誕110周年関連として登場した、ビーンズコレクションを覚えておりますでしょうか。110のキャラクターをビーンズとして発売し、小さな家や青い車、ハイアワサなど渋いキャラクターまで登場したあのシリーズですが、これがかなり評判がよかったようで、110周年イヤーが終わっても継続してラインナップされることとなりました。
今回発表されていたのは、新たに追加された8体のビーンズ。これが…あまりにもマニアック。
新ラインナップとして追加されるのは、ブルズアイ、ヤングオイスター(!)、ファウルフェロー、ギデオン、ミスター・スミー、ロジャー・ラビット、ジャック、ガス。各880円で4月25日発売予定。トータルのラインナップは見直され随時入れ替えを計画しているようで、トータルで110種類、というのは変わらないようです(つまり、8種類は消えるかも)。
また、新たにこのシリーズの外伝的な扱いとして、コスチュームや生地を変更したミッキーシリーズも展開されます。このビーンズコレクション・ヒストリーシリーズは「蒸気船ウィリー」「プレーン・クレイジー」「ミッキーの消防隊」「ミッキーの魔術師」「ミッキーの巨人退治」「ミッキーの猟は楽し」の6つが5月23日発売で、各1500円です。
ミニーシリーズの写真を追加しました。こちらは参考出品と言うことで情報はないのですが、巨人退治のプリンセスミニーやミッキーの青春手帳のミニーがいますね。青いミニーなんだろ?ってTwitterに書いたら答えを多くの方に教えていただきました。クリスマスキャロルだ!
また、このビーンズの販売を通じ、人気があったものの1つがマックスだったそうです。そのためマックスを独立したシリーズとして販売をスタート。先行してイトーヨーカドーで販売してたのはこれだったのか!ということで、新たなマックスのぬいぐるみも登場します。パワーラインあるじゃないですか・・・。
さらに!以前わたしがねとらぼでレポートをしました、ハグ&ドリーム ミニーマウスモデルを覚えていますでしょうか。お話を聞いたところ、これが意外と人気でかなり売れたそうです。確かにレビュー記事書いた直後にAmazonをのぞいたら売り切れだったので、あ、これは相当販売数を絞ったなと思っていたらそうじゃなくて本当に売れてたとのこと。当初子どもがターゲットと考えていたのですが、日々お疲れのOLに爆売れ。その反響があったためか、2013年7月にはミッキーバージョンを発売することになりました。現地では現物が展示されています(が、撮影不可でした)。
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LINK:タカラトミー「ハグ&ドリーム ミニーマウスモデル」レビューを寄稿しました | dpost.jp
パートナーズ像のソフビ!/やまと
ディズニー関連商品としてはpi.などのミニフィギュアシリーズを販売するやまとには、なんとあの「パートナーズ像」のソフビが展示されていました。写真のものは最終形ではないため参考程度で、とのことでした。お話をお伺いしましたが、原型としては以前開催されたウォルト・ディズニー展で展示販売されていた大きなパートナーズ像(35万円くらいしたやつ)を原型にしたもので、大きさは15センチくらい。で、これ質感は銅像っぽいんですが、ソフビ製なので超軽いです。大きさといいお値段(数千円)といい大変お求めやすいパートナーズ像。2月末発売予定と書かれていましたが、若干遅れるとのこと。
そのほかにもpi.製のフィギュアがいっぱい展示されていました。ハロウィーン系のはよかったなあ。
タオルなどのグッズが大量に、しかも絵柄も幅広く/丸眞
今回のEXPOでかなり大きなエリアを使って展示していたのは、丸眞の販売するタオルなどのグッズ。ここにもHappiness is a state of mindのイメージを使ったタオルが展示されていました。リボンのものとバルーンのもの、全部で6種類くらいがすでに展示済み(ただし、撮影不可でした)。コマ数にして5個くらいぶち抜いた壁サークル的たちいちでしたが、一コマは全体がオズワルドで埋め尽くされるなど、かなりのバリエーションを持っていることが特徴です。
売れ筋についてお話を伺いましたが、キャラクターというよりもクレヨン画で表現しているアート全般が常に売れているとのこと。展示ではくまのプーさんものが多くありました。また、ベビー関連商品はやっぱり根強い人気だそうです。ものによって人気キャラが違うあたりが非常に面白いです。
mimiペンが多数/SAKAMOTO
こちらはDISNEY EXPO JAPANブースの外で見つけたもの。文具などを製造するSAKAMOTOでは、ディズニーキャラクターをモチーフにしたmimiペンが展示されています。これは2色ボールペンのノブが耳になっているもので、ミッキーやミニーをはじめ、多くのキャラがボールペンになっています。
ディズニーも顔が命/吉徳
こちらもDISNEY EXPO JAPANの外。吉徳といえば日本人形、と思って歩いてたら通り過ぎてしまいました。というのも展示されてるのは日本人形じゃなくて、ピーナッツ(スヌーピー)とかキティとかの人形だらけ。不勉強だったのですが吉徳さんってこういう人形もかなり多く取り扱っているようです。
で、ディズニー系はミッキーたちのひな人形や五月人形。パークで販売しているものとはちょっと違った顔立ちになっています。そのほか、販売代理店として取り扱うプリンセスの人形なども展示されていました。
「ディズニー好きがいる」企業は遍在している!
さて、2回にわたりレポートをお送りしました。もともと一般客向けではない上に、ディズニーの場合はプレスに対してもけっこう厳しい(監修中や情報解禁前のものが多い)ため、他のイベントに比べ、正直レポートが難しいものでした。ただし、話を聞くとすごいノリノリでお答えいただいた方がいたり、あ、ディズニーのマニアがいるな、と直感できるような企業も多く、こういう方たちが渋いラインナップを作っているのだなあ、と実感。特に今回はパズルのやのまんさんとタカラトミーさん、そしてやまとさんなんかはそれを感じました。
もしこのレポートで皆さんが興味を持っていただけて、製品が売れて、このようなある意味ニッチなところが売れ、次につながるといいなあと思っています。