「The Legend of Captain Jack Sparrow」に見る新世代アトラクションの方向性

日本にカーズランドがこないであろう理由をもう一つ。この前のエントリーの続きです。
LINK:そろそろ「アメリカ河をつぶしてカーズランドが日本上陸?」にひとこと言っとくか | dpost.jp

フロリダ、ディズニー・ハリウッドスタジオに12月6日、新たなアトラクションがオープンします。それは映画版パイレーツ・オブ・カリビアンをモチーフにした、The Legend of Captain Jack Sparrowです。

Imagineers and Johnny Depp – The Legend of Captain Jack Sparrow | Walt Disney World | Disney Parks

LINK:Inside ‘The Legend of Captain Jack Sparrow’ as Walt Disney World debuts new lifelike Pirates of the Caribbean attraction | Inside the Magic

Inside the Magicにソフトオープン時のフル動画があります。これ最初にみた時に驚いたんですね。従来この場所(トイストーリーマニア横の空きスタジオ)というのはナルニア映画などのたんなるプロモーションでのウォークスルー型アトラクション、はっきりいうとたんなるプロップ展示のみのものが多かったんです。それなのに、やたら凝ってるんですね。

そしてこのアトラクション、映像型ではあるものの、立体的な舞台に一部スクリーンを用い、小道具に対して映写する、いわゆる3Dプロジェクションマッピング的な特殊効果を多用しています。そして、オーディオアニマトロニクスは使われていないのですが、それと同じ、もしくはそれ以上の印象を与えます。これに対し、「本アトラクションは上海ディズニーランドのカリブの海賊のリハーサルなのではないか?」という記事も。確かに特許文書では船首の方向を変え、ショーを見せるようなギミックが予想されているので、そのショー部分のみを持ってきた可能性はありますね。

LINK:‘: Shanghaî Disneyland Update : Is Disney Hollywood Studios “The Legend of Captain Jack Sparrow” a WDI Rehearsal for SDL Pirates of Caribbean Version ?

さて、先のカーズランドに話を戻しましょう。

今回のアトラクションを見て分かるように、すでにディズニーのアトラクションは従来の大艦巨砲主義的なものではなく、上記アトラクションのように、技術をフル活用した小回りの効くものも作れるようになっているわけです。しかも映像なのでメンテナンスコストもオーディオアニマトロニクスとは比べ物にならないくらい低いはず。いい例はタートル・トークでしょうね。

さらに、アップデータブルなアトラクションを東京でも展開しているわけです(タワー・オブ・テラーやトイストーリーマニア)。そう考えると、東京のようにすでに完成度の高いパークには、あれほどの大改変は不要で、小回りの効くアトラクションの導入でよいと考えます。まさにそれこそが新スターツアーズですよね。

そもそもカーズランドが必要だったのは、アイズナー政権末期における、未完成テーマパーク乱立のツケの清算。上海のテストでもいいので、最新の技術を活用したアトラクションを東京でみたいなあ。

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