マジック・キングダムのファンタジーランドで、歴史を引き継ぐセレモニーが開催。
LINK:20,000 Leagues Under the Sea History Is Celebrated at New Fantasyland Event « Disney Parks Blog
フロリダ、ウォルト・ディズニー・ワールドのマジック・キングダムにて、新ファンタジーランドオープンに先駆け新アトラクションでセレモニーが。これはもともと「20,000 Leagues Under the Sea」(海底2万マイル)があった場所に作られた「Under the Sea ~ Journey of The Little Mermaid」へ、歴史をつなぐイベントでした。
マジック・キングダムの「海底2万マイル」は、本家ディズニーランドの「サブマリン・ヴォヤッジ」(現在はファインディング・ニモ サブマリン・ヴォヤッジとして運営中)のテーマ変更版で、本物の水の中を潜水艦(の形をしたライド)が進むという大変手の込んだアトラクション。1994年まで稼働していました。その後はライドが雨ざらしにされているのがGoogle Mapで確認できるなどはありましたが、新ファンタジーランド建設によって完全にその姿を消してしまいました(参考:マジック・キングダムの北東に打ち上げられた物体は? | dpost.jp(2006年6月の記事))。
驚くことにイマジニアは、海底2万マイルのラグーンにはられた水を保管しており、今回のセレモニーは同じ場所にできた新たな「海底」アトラクション、リトル・マーメイドの「アンダー・ザ・シー」に歴史を引き継ぐという、実に憎らしいものでした。なお、ノーチラス号のイメージはアトラクションのキューラインでも、「隠れノーチラス」として存在するようです。
LINK:All in the Details: Building a Grotto Under the Sea in New Fantasyland at Magic Kingdom Park « Disney Parks Blog
海底2万マイルのモチーフを取り入れたアトラクションはディズニーランド・パリ、そして東京ディズニーシーにも存在します。開園41周年を迎えたマジック・キングダムでこのような「伝承」が行われるとなると、同じように東京でも歴史をつなぐ何かが出てくるのでしょうか。東京における「伝統」というのはあまり想像がつかないですけどね。