待ってました!
ディズニー長編最新作にして、「さまざまなゲームのクロスオーバー世界でベガやパックマン、クッパにDr.エッグマンが登場する」とまったく意味の分からない説明をせざるを得ないとんでもない作品「Wreck-It Ralph」(邦題:シュガー・ラッシュ)の予告編がとうとう登場しました。冒頭の悪役たちのグループカウンセリングがもうツボ(これアメリカ映画にはよくあるシチュエーションで、ザ・マペッツでアニマルが受けてたのとおなじの)。これは本当に期待。
本作の主役は、ゲーム「Fix-It Felix」(おそらく任天堂のレッキングクルーがモチーフ)に登場する、ビルを壊す悪役のラルフ。彼は何十年もビルを壊し続け、ゲームのプレイヤーであるフェリックスにビルから投げ続けられ、自分の存在意義がわからなくなります。そこで、彼は悪役としてではなく、ヒーローになることを目指し…というところから始まるストーリーとのこと。ちなみにこのFix-It Felix、2011年8月に開催されたディズニーファンコミュニティのイベント、D23 Expoで実機が展示されていました(苦笑)。
本作にはオリジナルの劇中ゲームがいくつか登場しており、FPSの「Hero’s Duty」(ヘイロー/コール・オブ・デューティがモチーフ?)やレースゲームで邦題の元にもなっている「Sugar Rush」(マリオカートがモチーフ)など、作風が全く違うゲーム内をラルフが行き来する様子が予告でも描かれています。
アメリカでは短編「Paperman」とともに2012年11月2日公開、日本では2013年春の公開予定です。
追記:
公式サイトが公開。上記のFix-It Felixが実際に遊べるようになっています。