ジム・ヘンソン作品の魅力は「音楽」、だから3曲選んでみた

ディズニー(2013年以前の記事)

唐突ですが、ジム・ヘンソンの魅力について。おそらく、セサミ・ストリートを知っているのであればそれが「音楽」であることは自明だと思います。そこで、mtakeshiが大好きなジム・ヘンソンミュージックを3つだけ紹介します。

Bear cha-cha-cha

これはジム・ヘンソン作品で、後にディズニーへ権利が移された「Bear in the Big Blue House」で一番有名な曲。主人公のベアーがくすぐったくなると思わずチャチャチャを踊ってしまうという。10年ほど前に放送されていた番組なのですが、2002年ころにパークで行われていたショーではこの曲のイントロがちょろっとかかった瞬間に、子供たちのスイッチがカチリと入る音が聞こえるかのごとくブンブン踊ってました(パークでのショーはこちら。まったく同じマペットが出てます)。ジム・ヘンソン楽曲はすっごく覚えやすい上に歌詞が平易なので日本人でもわりとすぐに理解できるのではないかと思います。あとこのベアーの動きがパペット操作の凄さを端的に表してますね。

One More Sleep ‘Til Christmas

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次はカーミット率いるMuppetsの作品、「マペットのクリスマスキャロル」からオープニングの1曲。先ほどのど派手なマペット操作はないですが、カーミット関連の楽曲はThe Rainbow Connectionをはじめたいへん印象的な旋律。自分の中ではクリスマス楽曲はこれかも、という位置にまで上がる名曲です。映像的には実にマペット的ドタバタギャグになってますね。

Goodbye Song

最後はもう一曲Bear in the Big Blue Houseから。ベアーが今日一日の出来事を、最後にルナ(月)にこんなことがあったんだよ、ってお話しします(この番組はプレスクール向けで、教育的なお話です)。そしていつも最後は一緒にGoodbyeの歌をうたうのですが、これがもう本当に名曲中の名曲。ウォルト・ディズニー・ワールドのアトラクションでもこの曲で締めるのですが、毎回泣きそうになったことを思い出します。

5月19日に公開される「ザ・マペッツ」ももちろんジム・ヘンソン・カンパニーらしい名曲の数々が取り入れられています。マペットの代表曲「The Rainbow Connection」だけでなく、オープニングはまさに“街が踊りだす”素敵なものですし、あまりここでは触れていませんでしたがアカデミー受賞曲「Man or Muppet」も映像とあいまってすばらしい印象。ディズニー音楽も大変すばらしいですが、ぜひ一度ジム・ヘンソン音楽にも触れてみてください。

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5月19日は映画館へ。dpost.jp「ザ・マペッツ見ようぜキャンペーン」