ディズニー社におけるCEOの役割とは

ディズニー(2013年以前の記事)

LINK:【バロンズ】謙虚な人柄のアイガーCEOが米ディズニーを立て直すまで – WSJ日本版 – jp.WSJ.com

 WSJによるボブ・アイガーCEOのまとめ記事。これは必見。

 そもそもウォルト・ディズニー・カンパニーにおけるCEOの立ち位置というのは、ビジネス手腕は当然のこと、ある程度のカリスマ性を持ち、ビジョナリーでなければいけないようです。実は先代のマイケル・アイズナーはビジネス手腕はすばらしいものでした。が、ショービジネスの世界についてはあまり理解しておらず、その役割はこれまたすばらしい功績を残した故フランク・ウェルズあっての躍進でした。フランク・ウェルズが事故で急逝しなければ、また世界は違っていたでしょう(この辺、海を越える想像力でも触れてます)。

 といいつつも、すでに後継者選びとその体制を整えはじめたボブ・アイガーと、ウォルト・ディズニー・カンパニーのこれからが本当に楽しみでしょうがありません。個人的にはぼくらのトム・スタッグス(テーマパーク部門のトップ)が一番上にいてくれると毎回記者発表が楽しみでしょうがないんで期待してるんですが。

 ということで、興味のある方は下記の関連する本を読むといいです。マイケル・アイズナー時代までの話は大体これで押さえられます。

ディズニー伝説―天才(ウォルト)と賢兄(ロイ)の企業創造物語
ボブ トーマス
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ディズニー・ドリームの発想〈上〉
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