WDWで始まったソーシャルメディアフル活用のショー”Magic, Memories, and You!”がすごすぎる。

#本記事は筆者自身も忘れていた誠Styleの連載「あなたの知らないディズニー駄話」第2回として転載されました。そちらをぜひ。ちなみに第1回は「東京ディズニーシーに「ファンタズミック!」がやってくる」(2010年5月)です。

いやもうこれは驚いたの一言。フロリダ、オーランドのウォルト・ディズニー・ワールド、マジック・キングダムのシンデレラ城で新しく始まったショーが、技術的にも意義的にもすばらしい。時間がある方は下のどちらかの動画をまずどうぞ。

こちらはフル。

こちらはダイジェスト。

これは2011年からスタートしたウォルト・ディズニー・ワールド/ディズニーランド・リゾートのキャンペーン「Let the Memories Begin」内でフィーチャーされている夜のショーで、2010年9月23日にプレス発表されたときにも概要は伝えられていたもの(参考:2011年のキャンペーンは“Let the Memories Begin” | dpost.jp)。実際このときに発表されたのは、ファンタジーランド拡張やスターツアーズ2など、既発表のものばかりでした。その中で異彩を放っていたのがこれ。

思い出はソーシャルメディアに投稿される、的な発言があったりと、facebookとかtwitterなどかなりネットへの展開を念頭に入れているような印象がありました(「Guest Generated Contents(GGC)」なんて表現してました)。

(中略)

夜にはWDWのシンデレラ城、DLRのイッツ・ア・スモールワールドに、ゲストがパークで撮影した思い出の写真を1日500枚程度映し出すというようなショーも行われるようです。写真の投稿はキャンペーン公式ページのhttp://memories.disneyparks.disney.go.com/から行えるようになっています。

そのショーが上記に記した、”Magic, Memories, and You!”です。1月18日に開催されたのはプレビューだったようですが、ショー内ではゲストが投稿した(と思われる)写真や動画がふんだんに使われ、ショー内にて自然にとけ込んでいるのが分かります。つまり、(当初の発表通りに読むと)毎回異なる絵が使われる、同じショーは二度とないという大変珍しい形態で行われるショーと言えるでしょう。

こちらの技術的な観点では、フォロワーのGertieTimeさんが興味深い指摘をしています。

しかも恐ろしいことに、WDW、マジックキングダムで行われたこのショー、すでに9月23日(つまり、先の「Let the Memories Begin」プレスリリース発表日)にはシンデレラ城でテスト上演が行われていたとの報告がありました。

で、実際には昨日もプレス発表があり、このショーについての紹介もあったようですが、このショーは4カ所から16台のプロジェクターを使って実現しているとのこと。

見ていただくと分かるのですが、パイロのみで花火の打ち上げがないタイプのショー。ということはですよ、浦安市民に優しいじゃないですか。ぜひ、ぜひこれを東京にも、と思うわけです。TDSはファンタズミックで、TDLにはソーシャルメディアと融合したこのショーで。TDL入園時に「このハッシュタグをつけて写真をTwitterに投稿してください。もしかしたらショーで使われるかもしれません」なんて言われたら滞在時間延びるんじゃないかなあ。さらに「オフィシャルホテルで結婚式すると、動画が使われますよ」なんて言われたら…。

そう言う意味で、ディズニーが今回押し出した「Let the Memories Begin」という「ゲスト・ジェネレーテッド・コンテンツ」の目のつけどころは本当にすばらしいと思います。ぜひ、この目で本物を見て、体験したいです。