今日のひとこと

ATOK2009の練習がてら。

こんなコメントをいただきました。

実は授業でDisneyに関して勉強しているのですが、6000字レポートの課題を出されてしまいました><: 私はいたって普通にDisney作品に触れて育った者で、Disneyは好きなんですが個人的に研究するといった思い入れがあるわけでもありません。レポートの課題内容は“Walt Disneyが生きている間に作られた作品の功と罪”です。

半年の授業を通してある程度のDisneyの表と裏(戦争時のプロパガンダ製作への協力や社内デモなど)は学んだのですが、いまいちピンと来るテーマを思い浮かべません。 またかなり昔の話になってしまうのでメディアのほうもDisney社からの管理もあるのか、あまり深く掘った罪を見つけることが出来ません><: “原作を曲げすぎている”とか“パクリだ”とかいう話も先生ほどのDisneyファン(授業にキャラクターの服を着てくる程)なら もうすでに知っていると思うんです…。そこでDisneyについて従事しているdpostさんにメッセージを送らせていただきました。学校の課題について聞くなんてちょっとおかしいかもしれませんが、ぜひなにかささいなことでも構いませんのでアドバイスをいただけませんか?

ということで、私なりの回答(解答ではなく回答)を。

結論から言いましょう。

「自分で調べよう」。

これは、人に聞くな調べやがれ、というニュアンスではありません。あくまで、「自分が調べる楽しみを邪魔したくない」という意味です。学生はもっとも自分の時間が持てるときです。だから、自分で調べよう。

で、その調べるベクトルのヒントを書いておきます。まず、今回のテーマは功罪となっていますが、それを忠実に守る必要はないと私は考えます。こういうレポートで講師の狙いを忠実に守ったものを書いた及第点を狙うよりは、講師が思ってもないようなものを出すべきだと私は思います(もちろん、思いっきり外す可能性はあります。が、大学のレポートで外したところでたいしたリスクはありません。むしろ講師の印象に残る分プラスです)。

いくつか考えられますが、私なら

1.罪なんてない

2.ウォルトの作品に影響を受けた人に与えられた「罪」

のどちらかを主軸に調査を始めます。前者はまりえさんも書いていたように「罪が見つけられない」のだからスッと入っていけるはずです。グッズはいまだに売れているし、ディズニー社も大メディア企業としてアメリカの著名な大企業として存続している。そして誰もが知っているキャラクターに、非の打ち所がないテーマパーク事業。いったいどこに罪があるのですか。そこから調べていき、そこに「確信」があるのか、それとも「疑問」が浮かぶのかはわかりません。ちょっとでもそのどちらかが浮かび上がってきたら、レポートは完成でしょう(結論ありきで調べてはいけません。途中で前提が間違っていたことが分かったら、むしろそのギャップにヒントがあるはずです)。

後者については、ウォルトの作品に影響を受けた人がいっぱいいるはずです。身近なところでは手塚治虫や宮崎駿。その方たちがどうウォルトを見てきたのか、その結果彼らがどうなったのかは課題に沿った話になるはずです(参考:手塚治虫エッセイ集 (2)は必読の書 – dpost.jp(2004-09-07))。ウォルト・ディズニー本人に興味を持てなければ、ここであなたの興味のある人を持ってくればいいだけです。たぶんEXILEや青山テルマだってディズニーと何らか関係あるだろうから、無理矢理そこをつなぐことすら出来るはず。知らんけど(えええ)。

さて、もしこれを読んで、「ありがとうございました、参考にします」という感謝の言葉ならそれは不要です(たいした助言じゃないしましてや解答ではないし)。もしそのような気持ちをちょっとでも感じたとしたならば、ぜひそのレポートのその後をお知らせください。mtakeshi+podcast@dpost.jpにお送りいただいてもかまいません(個人情報は削除ください。それ以外についてはここで公開する可能性がありますので、公開可否もあわせてお知らせください)。ここを見ている読者の方や、今後同じような疑問を持った方へのプラスとなります。

ということで、読者の方で議論に参加したい人はこのエントリにコメントください。よいレポートができあがることを。