Jim Hill : Say good-bye to Little Red: Finale of DAK’s Kilimanjaro Safaris to be retooledを。どうもこの記事を見ると、ディズニー・アニマルキングダムでの大人気かつテーマの中心となるアトラクション「キリマンジャロ・サファリ」の最後、ゲストが乗っているジープ「シンバ・ワン」が協力して密猟者から子象を救い出すために走る、というイベントが丸ごとカットされるようです。
上記の記事を読んでいると、どうももともとのシナリオは子象のリトル・レッドだけではなく母親象のビッグ・レッドが登場する予定で、結果的に密猟者によりビッグ・レッドが殺されているシーンを目の当たりにするというものだった、という衝撃的な話が。子象が捕まえられるシーンだけでも初めて体験したときに「教育的要素の非常に強い」という印象を受けたのですが、もともとのシナリオは輪をかけて強烈。しかしこのシナリオの強烈さが問題となり、開園3週間前にカットされるという決断がなされたようです。つまりこのアトラクションは、イマジニアの希望通りのものではなく、今回さらにシナリオが切られ、本当に伝えるべき点(サバンナは密猟の危機にさらされ続けていること)が全く伝わらないアトラクションになってしまう、というのがジム氏の主張。
ざっとしか読めてないのですが、知らないことばかりで驚きでした。確かに当初案が実現されていたらかなり毒のあるアトラクションではあったものの、現実を考えさせるということは間違いなくできていたはず。あとでまた読む。(参考:DAK/A/Kilimanjaro Safaris – WDW-wiki by dpost.jp)
コメント
なるほどね。なかなか面白いサイトだね。途中読んでて、密猟で死んだ象(もちろんつくりもの)を演出でみせようとしたのは、バンビのお母ちゃんが人間に殺されることで狩りの恐ろしさを伝えるのとおなじだとかいう論調のとこまで読んでアフォかとおもった。
「おいおい、映画のバンビはお母ちゃんが殺されたところなんかみせてないぞ。ウォルトディズニーがスクリプトから完全に、あれほど明瞭に『死んだ姿など見せてはいけない。突然、母がいなくなる。バンビの目線で描くのだ』といってるじゃないか!」とつっこみを入れたくなってたら、文章の後半アイズナーの発言がらみで「バンビの母殺しシーン」がないことが付け足しのようにでてきた(笑)。
そもそも、ウォルトは、ザルテンの原作の動物たちが、人間の代弁者になってないからほれ込んだんだよね。ディズニーランドストーリーの中でもザルテンの原作についてコメントしていたのをごらんになったでしょ。ありきたりなお説教寓話だったり、狩りをやめましょうキャンペーンの教育的な物語なんていう一面的なものじゃなく、小説『バンビ』はまさに、人間たちともかかわりながら鹿の生きざまをそのまま取り出して見せた。そのリアルな姿を多様に読みができるように描いたものなんだから。動物文学としては当時は最先端だったわけさ。見る子供たちそれぞれが違うものをみつければよかったんだ。それをウォルトは誰よりも理解して映画制作したんだよね。
まじで血まみれ象はなくなってよかったと思うよ(笑)。俺はいくらメッセージ性や教育的寓話があってもエンターテイメントで盛り上げる演出として、血まみれの象なんかだすのは悪趣味そのものだとおもったね。しかもいかにも密猟禁止メッセージといっても、こんなショック療法みたいなもので子供をおどろかす意味がどこにあるんだろう。大人がとりあえず劇的展開によろこんで、その罪悪感をかくすように自然保護みたいなオブラートでつつむだけだからね。アニマルキングダムそのものは、ズーストックもやってるっていうし、そんなに嫌いじゃない。へんに密猟ものでまとめるより、サプライズは他にやり方はいくらでもあると俺は思ったよ。
なるほどね。なかなか面白いサイトだね。途中読んでて、密猟で死んだ象(もちろんつくりもの)を演出でみせようとしたのは、バンビのお母ちゃんが人間に殺されることで狩りの恐ろしさを伝えるのとおなじだとかいう論調のとこまで読んでアフォかとおもった。
「おいおい、映画のバンビはお母ちゃんが殺されたところなんかみせてないぞ。ウォルトディズニーがスクリプトから完全に、あれほど明瞭に『死んだ姿など見せてはいけない。突然、母がいなくなる。バンビの目線で描くのだ』といってるじゃないか!」とつっこみを入れたくなってたら、文章の後半アイズナーの発言がらみで「バンビの母殺しシーン」がないことが付け足しのようにでてきた(笑)。
そもそも、ウォルトは、ザルテンの原作の動物たちが、人間の代弁者になってないからほれ込んだんだよね。ディズニーランドストーリーの中でもザルテンの原作についてコメントしていたのをごらんになったでしょ。ありきたりなお説教寓話だったり、狩りをやめましょうキャンペーンの教育的な物語なんていう一面的なものじゃなく、小説『バンビ』はまさに、人間たちともかかわりながら鹿の生きざまをそのまま取り出して見せた。そのリアルな姿を多様に読みができるように描いたものなんだから。動物文学としては当時は最先端だったわけさ。見る子供たちそれぞれが違うものをみつければよかったんだ。それをウォルトは誰よりも理解して映画制作したんだよね。
まじで血まみれ象はなくなってよかったと思うよ(笑)。俺はいくらメッセージ性や教育的寓話があってもエンターテイメントで盛り上げる演出として、血まみれの象なんかだすのは悪趣味そのものだとおもったね。しかもいかにも密猟禁止メッセージといっても、こんなショック療法みたいなもので子供をおどろかす意味がどこにあるんだろう。大人がとりあえず劇的展開によろこんで、その罪悪感をかくすように自然保護みたいなオブラートでつつむだけだからね。アニマルキングダムそのものは、ズーストックもやってるっていうし、そんなに嫌いじゃない。へんに密猟ものでまとめるより、サプライズは他にやり方はいくらでもあると俺は思ったよ。
まあ母象が残っていたら大問題になってただろうなあ、というのは同意。オープン当初はこのパーク自体がやり玉に挙げられてましたしね。同じ狙いはコンサべーション・ステーションなどで見られるもので代替できますし。
本筋と外れますがこの一文に共感。
Which I know is going to offend a lot of you purists out there. Who
always complain when Disney theme attractions depart from their
original storylines and/or get dumbed down.
(超訳:ディズニーのアトラクションをオリジナルからちょっと変えただけでギャーギャー文句言うようなギークな純粋主義者がいっぱいいることくらい知ってるよ。)
耳が痛い(笑)
まあ母象が残っていたら大問題になってただろうなあ、というのは同意。オープン当初はこのパーク自体がやり玉に挙げられてましたしね。同じ狙いはコンサべーション・ステーションなどで見られるもので代替できますし。
本筋と外れますがこの一文に共感。
Which I know is going to offend a lot of you purists out there. Who
always complain when Disney theme attractions depart from their
original storylines and/or get dumbed down.
(超訳:ディズニーのアトラクションをオリジナルからちょっと変えただけでギャーギャー文句言うようなギークな純粋主義者がいっぱいいることくらい知ってるよ。)
耳が痛い(笑)