ウォルト・ディズニーは4回失敗して5回目で成功したのか?

さて、例の発言をD的に取り扱ってみようと思う次第。報ステで古館さんが「失敗したっつってもあの成功者ディズニーでしょ?」という的外れな発言をしていたアレです。安倍官房長官の発言の意図は、日本でも1回起業に失敗したとしてもリスタートできるように、と言うことであり、この点については全くもって賛同。ただ、ウォルトって4回も会社つぶしてたっけか?というお話。15分くらいしか見てないのでツッコミを期待します(以下の内容に自信はほとんどない)

Walt Disney – Wikipedia, the free encyclopediaとかWalt’s Biographyを見てるんですが、

1920Iwerks-Disney Commercial Artistsミッキーを書き上げたアブ・アイワークスとの会社
1922Laugh-O-Gram Filmsアリスコメディー
1923Disney Brothers’ Studioアリスコメディー

くらいしか見つけられないんだよね。そのほかにはウォルトがディズニー社在籍中に作り出したWED Enterprises(ディズニーランドを作るために、ロイ・ディズニーに口出しされないように独立して作った会社。後にディズニー社に吸収される)くらい。

で、冒頭の発言。

米国のディズニーは、4回会社をつぶし、5回目に成功したと言われているが、日本では難しい。

最後のWEDも入れたとしても、実はこの中で失敗と言える失敗はないんですね。最初に起業した会社こそいまも残る代表作はないかもしれませんが、ラフォグラムやディズニーブラザーズスタジオはアリスコメディーやオズワルドを排出している訳ですし、WEDなんてこれがなければディズニーランドはなかった。発展的解消な会社が多いわけです。多分アメリカでは会社が消えることと言うのはあまりネガティブなことじゃなくて、新たなことをやりたくなったらすぐ方向転換が出来る、と。それなんで会社をたたむ=失敗というふうな意味でウォルトを例に出すのはあまりよろしくないと思います。ただでさえネット上の人たちは見出しだけで誤解する輩が多いですから。2ちゃんねるニュース系板のプルート格下げ記事の書き込みは突っ込む気もしなかったからなあ。