正式発表ではなく、ある筋からの情報という状況であることがキモなんですが、いくつかニュースとして流れています。ジョブスによるこの前のインテルMacの発表風に言うと、Disney is ready.(で、ピクサーは?)という状況。
- ロイター 米ディズニーの取締役会、ピクサー買収計画を承認=関係筋
- ディズニー、ピクサーに買収提案へ–70億ドル提示、ジョブズは取締役に – CNET Japan
- Reports: Disney close to Pixar deal (上記の原文)
ということでまあここまで来たら問題なく契約進むだろう、とは思うものの、ジョブスの場合一回Appleに返り咲いて過去の遺物(MacOS9)を完全に切り捨て、自社が持っていたNEXTSTEPの見栄えを変更してMacOS XとしAppleをある意味侵略したという過去がありますから、これがディズニー社にとってどういう意味を持つのかはまだわかりませんねえ。短期的には間違いなくプラスでも、アイガーにとって長期的にどうなるか。なにせ、ライバルを手中に招く事になりますから(有名な話ですが、ジョブスは自ら招いたスカリーによりAppleを追い出されています→スティーブ・ジョブズ – Wikipedia)。
あとはそのジョブスがディズニーをいかにして変革するかが楽しみになってきた(もちろん、そこまでジョブスがディズニーのために働くと思えないんだけど)。昨日言いたかったことは、私自身は「ディズニー社」そのものに興味がある訳じゃなくて、ディズニーが生み出すエンターテイメント全般に興味があるので、頭がすげ変わろうがでてくる物が一級であればそれは成功。あとはジョブスとアイガーの調印式で「One more thing…」が出れば(笑)。(参考:【レポート】Appleは音楽の成功をビデオで再現できるか? – Steve Jobs氏講演 (MYCOM PC WEB))