なかなか興味深い結果が。ディズニー社自体の四半期決算および通期の結果についてはたいしたことがないというか、四半期が「メディア↑、パーク↑、スタジオ↓、グッズ↓」で増収減益、2005年度決算は増収増益だったという結論なんですが、各紙の見出しをご覧ください。
- Sankei Web 経済 米ディズニー、増収増益 04年10月―05年9月(11/18 11:18)(産経)
- 米Disneyの8〜10月期決算は27%減益,ただしMedia Networks事業は好調:IT Pro(日経)
- asahi.com: ディズニーの7─9月期決算、映画制作部門振るわず減益 – 文化・芸能(朝日)
非常におもしろいのは、どれも嘘を言ってないのにこれをぱっと見ると印象が全然違うと言うこと(四半期が7-9月期なのか8-10月期なのはよくわからんが10月締めの会計期間を取っているようなので後者のような気がする。第4クォーターって意味で7-9月期と表現するのかな)。明らかにミスリードを狙うタイトルを付けた産経=フジ=ディズニーとつながりアリというそんな単純なつながりだったりするのかはおいといて、映画部門の不振→コンシューマプロダクト部門の不振につながっているのが実にディズニー的。それを考えると今までの映画→物販→テーマパークという流れからテーマパークが分離した、と言うことなのだろうか。