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万博とディズニー

間違いない。万博ブームがきている。

愛知万博無視かよ!という声も聞こえるが前回書いたし誰もつっこんでくれないけどこのblogの色自体モリゾーグリーンとキッコログリーンだからもういいとする。誰がなんと言おうと万博と言えばつくば博、科学が明るい21世紀をもたらすわけです。チューブの中に車、銀ピタスーツこそ21世紀。

つくば博は85年に開催されたわけで、東京ディズニーランドの開園の2年後。オリエンタルランドの3年目はこのつくば博開催、そして「1回来れば飽きられるんじゃないか」ということから入園者減と予想していたそうですが、結果的には相乗効果で増えたそうで。思えば、このつくば博のパビリオン見る限り「遊園地みたいにしておけば人が来るだろう」という遊具発展型パビリオンと、「エンターテイメントの進化型を見せる」ということに気づいたテーマパーク型パビリオンの二つに分類出来たんじゃないかと。後者は富士通とNEC。特に、NECパビリオンの制作者インタビューは上であげた「つくば科学万博クロニクル」での注目記事。それ以外にもその本では万博とディズニーとの意外な接点が明らかにされていました。と言うことで、そんな時代万博とディズニー。

そもそも万博というと、WDWに行った人であればEPCOTを思い出すかと。ここも世界のパビリオンが集まるワールド・ショーケースと、まさに科学万博的なフューチャー・ワールドがありますが、このフューチャー・ワールドおよびWDW自体とつくば博の相似点はかなり多いわけで。例えばつくばの日立グループ館。扇形の客席自体が回転し・・・という仕組みはまさにカルーセル・オブ・プログレス(というかミート・ザ・ワールド)。スペースシップ・アースは電力館や日本IBM館(の雰囲気)など・・・ってここまで書いてて思ったけどつくば博行ったことのない人とかその時期生まれてない人にはなにがなにやらだな。20年も前の話だからなあ。

で、ここで書こうと思ったのは芙蓉ロボットシアター。ここでのショーは自立で動くロボット数十体が出てきて対話したりダンスしたりという内容だったのですが、会期終了直前、なんと米Disney社がこれを全て引き取りたい、と言う話を持ちかけていたそうです。これは当時新聞でも取り上げられたそうですが、オーディオアニマトロニクス技術で何十歩も先を行っていたディズニーがそこまで思った、というのはかなりスゴイこと。結果的にはその話は流れてしまったそうですけれども。

実は万博とディズニーはものすごく深い関係がある。みんな知ってる「イッツ・ア・スモールワールド」や一部で大人気の「カルーセル・オブ・プログレス」、そしてウェスタンランド鉄道の最後に出てくる恐竜、これ全部ニューヨーク世界博のアトラクションでした。ってdpost.jpのコラムでも書いたかもしれないな。企業がディズニー社に発注してアトラクション作って、それが好評なのでロスのディズニーランド(一部WDWへ)に移設した、と言うわけです。また、クリスタルパレス・レストランの外観はパリ万国博の建物のコピーで、いまは無くなったけどビジョナリアムの中でもでてくる物。EPCOTのアメリカ館でも、ニューヨーク世界博の様子が出てきますね

ニューヨーク世界博の事例のように、万博があったおかげでディズニーは費用をあまり考えずに新しい技術を使ったアトラクションを開発でき、それを踏み台にまた新たなエンターテイメントを作ってきた企業な訳です。それだけにさっき書いたように、つくば博の時代にできた技術を「欲しい」とまで言わせた日本の技術力はスゴかった、と再認識。

・・・しかし、まもなく開催の愛知万博では企業側の体力の問題か、パビリオンの数は非常に少ないわけで。それにつくば博の時はまだ「テーマパーク」というものがほとんど認知されていなかったけれど、いまではいくつもある。その体験をふまえた上での旧態依然の「万博」がどうアプローチしているのかは実は楽しみだったりする。批判の声が多かったけどふたを開けたらおもしろかった!と言うのを期待。クレヨンしんちゃんのあの映画見てても思うけど、旧態依然も悪いことではないしね(新しくてもダメな例:インパク