bulkfeedsで「ディズニー」とひっかけると、たいてい「今日はディズニーランドに行った!楽しかった!」か、「ディズニーのようなパクリ会社が・・」のいずれかしかない日が1週間のうち6日くらい続くわけだが、たまに実に深いblogを引っかけてくれるからたまらない。ということで、久々のbulkfeedsからのネタ。
- Dove and Child: 『魔法使いの弟子』とその背景①W.Disney(1901-1966)
- Dove and Child: 『魔法使いの弟子』とその背景②貧困と不況との闘い
- Dove and Child: 『魔法使いの弟子』とその背景③Goethe(1749-1832) Dukas(1865-1935)
- Dove and Child: 『魔法使いの弟子』とその背景④ 止められない魔法
特に興味深いのはその結論部分のこれ。
それは“止められない魔法”の恐ろしさ。戦争の本質に、何処か通じるものを感じます。
はっとしましたね。確かにこの短編はあのころのミッキー(登場した当初はやんちゃでイタズラなキャラクターだったが、後にドナルド・ダックが登場し紳士的になったころのミッキー)にしては実に残酷なシーンがあるのがこの作品の特徴だった。ちょっとした好奇心が悲劇的な結末に。最後に師匠Yensid(逆さに読むとDisney)にしかられ一応の明るいギャグとしてオチがつくけれども、本質としては「止められない」ことの恐ろしさを表現しているのかも、って言うのはいい着眼点かもしれないとヒザをポンと打ちました。
mtakeshi的には別サイトでも書いたけど、ある本にとりつかれてからしばらく戦争ということについて考えることしきりです。その本とは「夕凪の街 桜の国」。魔法使いの弟子からその本に発展させるのもどうかと思いますが、これも何かのきっかけってことで。