手塚治虫エッセイ集 (2)は必読の書

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手塚治虫エッセイ集 (2) (手塚治虫漫画全集 (387別巻5))(手塚 治虫)手塚治虫エッセイ集 (2) (手塚治虫漫画全集 (387別巻5))(手塚 治虫)

有名なのかもしれないが私が知らなかったので。日本が誇るクリエイター、手塚治虫氏のエッセイがまとめられた本なのですが、この第2巻はディズニーファン必見。内容のほとんどがアニメーションに関するもので、その半分くらいがディズニーに関係する内容。これを見ると驚くのですが、手塚氏は初期のアニメーション、とりわけシリー・シンフォニーやミッキーマウスの短編(白目がない時代)、バンビやファンタジアはべた褒めしているんですが、わりと初期に執筆されたエッセイでは白雪姫やピノキオについてはかなり辛辣な意見を書いてます。そして全体を通してものすごく伝わってくるのは、ウォルト・ディズニーに対してものすごい尊敬をしていて、神に近い存在として描かれていること(ニューヨーク世界博で実際に対面したらしいですが、曰く「後光が差していた」)。

で、実は私、このエッセイを読んだ理由が、どこかで必ず読んだのですが手塚氏がウォルト・ディズニーをして「ディズニーくらいになるとね、誰もが一度はケチをつけたくなるんだよ」といったはずなんですが、それの元ネタがどこにあるのか分からない状態だったんです。もしかしたらこのエッセイ集に収録されているのではないかと思ったんですが、残念ながらなかった。でも、それ以上にこの本はおもしろかったですよ。ディズニーファンならずとも読んで損はない。しかし、先の言葉の引用もと、もし知っている方がいたら教えてください。ディズニーファン誌か、もしかしたらNifty(パソコン通信時代)だったかも。。。

#ちなみに、手塚氏がGreat Mouse Detectiveを見たときに、クライマックスはやはりカリオストロの城とかぶったと考えたらしく、「宮崎駿氏がどう思うか聞いてみたいところだ」と書かれていたのが印象的。まーでもこのエッセイ見ると、本人はライオン・キングの話に対しては怒らないような気がしてはいる。それも本人に聞いてみないと分からないけれども。

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