◆「We love Mickey」で綴るDisney Musicの世界
ミッキーマウスが「蒸気船ウィリー」でデビューした日から70年後の日本で、一枚のアルバムが発売されました。その名も「We
love Mickey」! 日本の著名アーティストが集まったディズニーミュージックの集大成です。
これはとっても入りやすいCDとして、ディズニー・ポストとしてもとってもお勧めの一枚。そこで、それぞれの曲紹介とともに、私のいち押しアレンジをそれぞれご紹介していきましょう!
1.浅倉大介 with DA Family
「ミッキーマウス・マーチ」<ミッキーマウス・クラブ>
元accessの浅倉大介、というよりTMRのプロデューサといったほうが通りがいいんですかね?まさにファミリー総出で「あの」ミッキーマウスマーチを歌っております。こういったトリビュートアルバムは「いかに通な選曲をするか」という点も大事です。そういう意味ではかなりの危険な曲。聞いてみると・・・あ、accessだ、てな感じ(笑)そんなんで紹介になってないがな、ってのはナシ。ただこの人、前奏に「魔法使いの弟子」(ファンタジアのミッキーの短編で使用)のイントロを重ねたあたり、相当のファンだな、と感じました。
そして私の推薦アレンジは・・・パーク音楽になってしまうんですけど「ミッキー・マニア」ですね。1995年に東京ディズニーランドで行われていたスペシャルパレードですが・・・音楽がいいんだ、これが。
2.THE ALFEE
「星に願いを」<ピノキオ>
うーん、もっとも危険な曲を・・・。でもアルフィーの方々は聞いたところによると、この曲をコンサートで結構歌うということですので安心して聞いていられます。これもかなり「あ、アルフィーだ」と思うような仕上がりになっています。だからそれじゃ紹介になってない、というのはナシ。
そして私の推薦アレンジは・・・結構接戦でアルバム「マッド・アバウト・マウス」のビリー・ジョエル版ですね。このアルバム、We love Mickeyの元祖というべきトリビュートアルバムで、これまた夢のようなコンピレーション。ビリー・ジョエル版はピアノがものすごくきれいで、何度も何度も聞きましたね。アルバム自体相当お勧めなので、ディズニー音楽を気に入ったらぜひどうぞ。
3.ホフディラン
「きみもとべるよ!」<ピーター・パン>
意外!ホフディラン! でもこれが相当楽しく歌っていて、聞いていて気持ちいいです。ファンはこれだけで「買い」としてもいいんじゃないでしょうか?くー、いいぞ。元々の曲はシンフォニーチックというか、まあ、私あんまりピーターパン興味なかったもんで(笑)ほとんど聞かなかったんですけど、ホフディラン版はすごく暖かい気持ちになるというか・・・ほめすぎ?(笑)
そして私の推薦アレンジは・・・まさにこれ!というか、この曲は他に誰もやってないのよ(笑)
4.杏里&ピーボ・ブライソン
「ア・ホール・ニュー・ワールド」<アラジン>
ピーボ・ブライソンですよあんた。このひと本物ですよ。元祖を歌ってる人をつれてきてますよ!!期待ですがな・・・と思ってました聞くまでは。でもねえ、「日本語で」歌っちゃ駄目っすよ(笑)。ということで、ポイ。
そして私の推薦アレンジは・・・これもあんまりアレンジされてないんですよね。強いて言えば「ディズニー・ファンティリュージョン!」の中でちょっとだけかかるやつですかね。これは場面にあっていて、相当はまってます。
5.IZAM
「小さな世界」<ディズニーランド>
いわゆるイッツ・ア・スモール・ワールドを、いわゆるSHAZNAが歌ってます。えー、突っ込みたい場所はいくつもありますが一言「気持ち悪い」っす。なんかリズムも変だし。ということで2個目のポイ。
そして私の推薦アレンジは・・・アルバム「Mo' Disney Mo' 14 Karat Soul」のもの。4人組アカペラグループの14カラット・ソウル(この人たち日本でしか営業してないんだってね)の2枚目のディズニー関連アルバムの中で歌っているイッツ・ア・スモールワールドは、しっとりとした感じで、今まで聞いた中ではいちばん。特にこの曲はイメージが「子供向け」という感じですが彼らのは違う。必聴。
6.DJ KOO(from TRF) feat. "KAORI"
「これが恋かしら」<シンデレラ>
おおおおおおっ!KAORI、誰?と思ったら、驚くなかれ、演歌でおなじみの香西かおりですよ! それがTRFアレンジですよ!これこそトリビュートアルバムのだいご味という感じじゃないですか! もうそれだけでOKということにしたいけどしっかり紹介を。まさにTRFテイストのビートに、こぶしのきいたKAORIの歌声(笑)。しかしこれが意外にマッチするんですね。本当にすごい!
そして私の推薦アレンジは・・・これも相当いいですが、ディズニー・アーティストシリーズ「シンデレラ」に入っているジェームス・イングラム版がお勧め。シーンを含めていいんだったらビバ!マジックのあのシーンがいいんだけどね。
7.米倉利紀
「水辺のろうそく」<ピートとドラゴン>
私が思うにアルバムの中ではベスト曲。ピートとドラゴンというのはディズニーの実写+アニメ作品で相当昔に公開されたのですが、今知ってる人っているんでしょうか?ちなみにエレクトリカルパレードに出てきたドラゴンがまさにこの映画で言うピートのドラゴンです。映画の方のレビューはそのうちします)
閑話休題。とにかくこの曲、元の曲も非常にいいんです。しかしそれを米倉さんが最大限に引きだしてる!本当に名曲です。ぜひ聴いてみてください。
私の推薦アレンジも当然これ。他にも前出の「Mo' Disney Mo' 14 Karat Soul」で歌ってます。
8.藤井フミヤ
「夢はひそかに」<シンデレラ>
芸能界でディズニー好き、といったら大ちゃん・・ではなく藤井フミヤですね。この人はあの「ヘラクレス」で主題歌歌ってましたし。で、選曲がこれ。うん、なかなかいい選曲してますよさすがに。曲調も非常にあってます。安心して聴いていられるアレンジはさすがですね。ちなみにフミヤ氏、アルバムのデザインもてがけてます。フミヤート(笑)。
そして私の推薦アレンジは・・・前出の「マッド・アバウト・マウス」のマイケル・ボルトン版。これもすごい声量で歌い上げていて感動すら覚えます。聴いてみて。
9.エキセントリック・オペラ
「エレクトリカル・パレード」<ディズニーランド>
きいたことの無い方が多いと思いますが、エキセントリック・オペラはなんと10カ国語以上を使い、それで歌って音楽をつくるという、ものすごく前衛的な方達なんだそうです(私も初めてですが)。で、このエレクトリカルパレード、これが意外にはまってる。オペラ的唱法で何語だかわからないんですけど、スキャットのように歌い上げる。しかも、あのバロック・ホウダウン(<実はエレクトリカル・パレードの原曲はクラシックなんです)の雰囲気は壊さない!すごいグループなのかもしれない。
そして私の推薦アレンジは・・・「ハイホー・モーツァルト」というディズニーの曲を昔の作曲家が弾いたら?というとんでもないコンセプトの輸入版アルバムに入っている、ビバルディが弾いたようなバージョン(笑)さすがに原曲クラシックなんだから合うよなあ。
10.竹中直人松たか子&東京スカパラダイスオーケストラ
「ジッパ・ディ・ドゥ・ダー〜美女と野獣 メドレー」
<南部の歌/美女と野獣>
脱帽。説明不要。とにかく聴け!という程度の紹介で許してくれませんか(笑) ストーリーは(何でストーリーがあるんだ、ってのはナシ)西部のある町。ジェニファーがいなくなって、彼女を思い酒場で飲み暴れているトムソン達・・・な、なんなんだ(笑)
でも曲はさすがといわざるを得ません。スカパラのアレンジは最高!途中あっと驚くゲストもうたったりして・・・
さて、私の推薦アレンジは・・・ジッパ・ディー・ドゥ−・ダーはこれも相当好きなんですが、断トツで「サッチモ・シングス・ディズニー」版ですね。あのルイ・アームストロングのアルバムで歌い上げるこの曲はもう最高!このアルバムもディズニーファンならずともお勧めの一枚。美女と野獣の方は・・・思いつかないや。
11.原田知世
「チム・チム・チェリー」<メリー・ポピンズ>
これまた渋い選曲。TV. Bros の連載でおなじみの原田知世です。なんかアレンジがいいですね。日本でもアメリカでもイギリスでもない感じがします。不思議。ライナーを読むかぎり、ミッキーが好き、というより、メリーポピンズが好きだから参加した、という感じですね。やっぱり好きな作品の音楽だと不思議と力が入ってくるんでしょうね。
そして私の推薦アレンジは・・・やっぱり「サッチモ・シングス・ディズニー」版。チェキ。
12.SALT & SUGAR
「ベラ・ノッテ」<わんわん物語>
これも有名どころを選びましたね。しかし、さすがは実力派、しっかりとまとめています。全然他のアレンジ版に引けを取っていません。もともとすごい名曲だったのですが、日本での知名度はいまいちだったこの曲、やっとビデオも発売され再認識されはじめた矢先のこの曲。うーん、すばらしいです。また好きになりました。ちなみに、SALT
& SUGARとは塩谷哲氏と佐藤竹善氏。
そして私の推薦アレンジは・・・「14 Karat Soul sings Disney」の14Karat Soul版。こちらはアカペラで歌い上げてます。これ、いろんな場面で使えるので、結婚式なんかに最適でしょう。
13.Le Couple
「サムディ」<ノートルダムの鐘>
く、これまた選曲の妙!ノートルダムの鐘は興行的には失敗でしたが、曲はもう宝庫!特にこの曲は主題歌として使われ、スタッフロールがこれだったんですが、ストーリーを全部みせた後にこの歌詞かい!という内容でわたし、相当感動した記憶があります。
そしてLe Couple版。この人たちもこの曲の意味をよくわかってる!ライナーから少し引用すると「この曲を聴いたときに、これは祈りだと思いました」く、ここまで言えるだなんてすごい!これだけで私、涙出ます。聴いたときにはアルバム買ってよかったと思いましたもん。
そして私の推薦アレンジは・・・もちろん、Le Couple版!
14.中西圭三 collaborated with 斎藤恒芳
「愛のうたごえ」<バンビ>
元東京ディズニーランドのキャスト、という経歴を持つ中西圭三も参加してます。これも選曲の勝利ですね。もともとの実力も手伝って名曲がすてきによみがえった、という印象を持ちました。これまた楽しそうに歌っていていいですね。
そして私の推薦アレンジは・・・やっぱり、中西圭三版でしょうね。うん。
15.浅倉大介 featuring 日野正皓
「星に願いを」<ピノキオ>
ライナーで浅倉大ちゃんいわく「日本の『サッチモ・シングス・ディズニー』を作りたかった・・・ 」とのこと。結果。失敗。以上。うーん、それはあまりにも高望みしすぎでは・・・と思いました。あまりにも有名すぎるこの曲で、ねえ。
日野氏は過去、3周年のパークにてジャズフェスティバルを行ったこともある人なんですね。本人も言われるように、「パークで演奏した最初で最後のアーティスト」なのです。うーん、浅倉大ちゃんとは別々で聴いてみたかった・・・残念。
ということで、いかがでしたでしょうか?あんまり紹介にはなってませんが、とにかくお勧めのこの一枚。試しに買ってみてはいかがでしょうか?そしてもし、お気に入りの曲があったら、別アレンジを聴いてみてはいかが?
ディズニーの音楽の世界は、そこから始まるのです。
(Written by postmaster, December 15th,1998)
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